みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
歯科衛生士の松尾芳子です。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク 決シテイカラズ イツモシズカ二ワラッテイル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ 行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイイ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
ソウイウモノニ ワタシハナリタイ
あまりにも有名な この詩は 宮沢賢治の 「雨にも負けず」
ですが 私は 最近これにハマッテいるのです。
お気に入りのフレーズは
欲はなく 決していからず いつも静かに笑っている
皆にデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに 私はなりたい です。
なぜ ここが気に入っているのか・・・
欲張りで いつもカッカッしていて 努力もしないくせに 皆には良く見られたい そんな私とは 正反対な この詩のデクノボーに憧れているからです。
最近知ったのですが「雨にも負けず」にはモデルになった人物がいたのです。
斉藤宗次郎さん 彼は岩手県の花巻の禅宗の寺の子として生まれたのですが 洗礼を受けてクリスチャンになったことから 迫害を受けるようになってしまったのです。しかし彼は自分の生き方を変えることなく人々のために祈り 働き続けたということです。
彼が花巻の地を離れる日 誰も見送りには来ないだろうと思っていたのに 町の有力者から 物乞いにいたるまで 大勢の人々が駅に集まったと言うことです。
その群衆の中に若き日の宮沢賢治がいたのです。
デクノボーの生き方 ちょっとステキです。
そういうものに 私はなりたい・・・