みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
3月30日(日)に柔らかい春の陽射しが輝かしい好天に恵まれ、予定していた“鴨居歯科インプラント審美サロン”の内覧会が開かれました。
前夜遅くまで最後の仕上げを、㈱国興ホ-ムの社長はじめ多くの皆さんがしてくださり、また鴨居歯科医院のスタッフの皆さんもこの日に合わせイベトとして、ミニセミナ-「やさしいインプラントの話」と「無料歯科相談」を企画・準備をしました。
午前10時からの内覧会でしたが、早朝5時から院内清掃をして下さった㈱国興ホ-ムの現場監督・業者さんには、さすがにビックリしました。
内覧会開始までには、㈱国興ホームの社長ほか多くのスタッフと鴨居歯科医院のスタッフ全員がそれぞれ受付・案内・駐車場係りの分担をして活躍して下さり本当に感謝しています。
内覧会は午前10時から午後4時半までの時間でしたが、多くの皆さんに来て頂き、大きな賛辞を頂き、内覧会をやって良かったと心から思いました。
これも㈱国興ホ-ムの大変な肩入れがあってこそできた事なので、改めて御礼を申し上げます。
思い起こせば、㈱国興ホームの田中社長そして設計士の中里さんと構想を描いて1年半。この間に山口県防府市のクリスタル歯科・千葉県柏市の㈱日立CT製造工場、韓国のYe歯科、藤本順平先生のオフィス、小宮山彌太郎先生のオフィスを見学し、岩渕龍正コンサルタントのアドヴァイスを頂いたりして良いところを取り入れようと学びました。
“想いをかたちに”というコンセプトを持つ㈱国興ホ-ムの田中社長と中里設計士の数えきれない設計図の書き直し、度重なる打ち合わせが行われ、始まった当時の駐車場問題も、塩尻劇場の百瀬様のご理解があり、手当てできたりして、良い方向にどんどん進むことができました。
CT選択・治療椅子の決定もいろいろ迷いましたが、最終的には㈱ヨシダ、㈱タカラベルモントの担当者の誠意によることが大きく作用しました。
いかに人と人との信頼関係が最終的には決定権となることを自ら体験したのです。
日本文化の「和」を表現し、「癒しと安らぎの空間」を造りたいという想いが見事に表現できたと思います。ハ-ド面は出来上がりました。後はソフト面をいかに充実するかに懸かっています。優秀なスタッフの皆さんの協力でハードをいかし感動を生む歯科医院サ-ビスを提供していきたいと考えています。
4月1日のオ-プンに向って細部の調整・準備が残っていますが、いかに活用していくか楽しみが増えました。
改めて内覧会を催して下さいました㈱国興ホ-ムに感謝します。鴨居歯科医院のスタッフの皆さん、㈱ヨシダの松本営業所長・CT担当者、㈱タカラベルモント社員の皆さん方はじめ、常にいろんな協力を頂いた㈱ミヤウチの荻原所長には心から感謝しています。
ありがとうございました。
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
3月28日(金)に塩尻市無量寺にて“相伝茶事”があり、相伴させて頂きました。
茶事とは、茶の湯において食事(懐石料理)を伴った正式なお客のもてなしをするもので、日頃は部分稽古であり、茶事をして初めて茶の湯全体の姿が判るのです。
亭主の青山俊董先生は、この一会の茶事を催すために、何日も茶室の内外を整えて道具の組み合わせを考え、懐石料理の献立を吟味し、茶・花・菓子にまで心配りをして、客をもてなすのですが、客もまた亭主の想いを大切に茶を喫するのです。
夕刻の5時からの茶事に、30分前に相伝者はじめ正客お詰役の青山先生の弟子たちが集まり、一緒に寄付(よりつき)に入りました。玄関には打ち水がしてあり、部屋は緋毛氈が敷かれ白湯を飲み、案内があって一旦外に出て、露地に行き、外腰掛で亭主の迎付けに目礼をし、つくばいにて清めて、にじり口より小間への席入りをします。亭主からの挨拶・正客への挨拶があり、初炭の炭点前がされて、湯茶が立てられます。
今回は盆点(ぼんてん)という相伝者に対する茶事ですので、青山先生の模範点前がされ、一同しっかり目に焼き付けていました。
表千家の相伝の段階は、習事(ならいごと)から始まって、茶通箱、唐物、台天目を経て盆点になります。今回の相伝者は、入門21年目となる方でかなりのベテランです。無量寺の青山先生から受け取る相伝としては、最高位のものです。私自身も7年前に授かりましたが、改めて基本に戻って学習する機会となりました。
相伝の濃茶が終わり、また露地に出て改めて席が変わります。席に移るには、外は暗くなっており、手爐の灯りと露地行灯に照らされて飛び石を踏みながらの道中はものすごく風情があり、そのように設営した人々の心配りが痛く感じます。
席を変えて楽しみな懐石料理を頂くことになります。懐石料理を頂く作法も厳格なところがあります。室町時代から始まった茶の湯は、400~500年の歴史を経て、英知を集めた無駄のない作法は実に見事なものです。料理の内容も純日本料理であり、真心のこもった旬(しゅん)の食材を用いての味付けで改めて日本料理の良さを知りました。
残念なことは車社会でかなり厳しい飲酒取り締まりがあり、お酒が飲めないことです。
多くの手料理に満足し仕上げとしてお薄茶を頂きました。
今回の道具立ては本当に見事なもので、通常では目に触れることも、手に触れることもできないような物も出され、青山俊董先生のすごさを再認識したのです。
再び寄付に戻り、亭主と果物を頂き、亭主の見送りで茶事は終わります。とても書ききれないほどの内容で、時間は4時間を超える真の“ティーセレモニ-”なのです。
日本文化の中で、最高の“もてなし”であることは、外国の要人が訪れると、茶の湯を振舞うことからも判ります。
縁があって青山俊董先生を師と仰ぐことができて21年経ちますが、奥の深い茶の道は、まだまだ未熟である事を思い知らされます。
一期一会の茶事での客の心得、亭主の心得を学ぶことができます。
伝統文化を伝えている青山先生の思いを受け取る弟子としては至らぬ点も多々ありますが、生活の中で、仕事に於いて、また人生に活かしていきたいと思っています。
大変お世話になった亭主の青山俊董先生、陰で準備をして頂いた大仙尼はじめ多くの茶道部仲間、同席して頂いた皆様にも心から感謝しています。
素晴らしい体験に感動しています。
有難うございました。