みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
臨床研修医の諏訪 学です。
企業の偽装が次々と明るみに出ている昨今、社会全体への不信感も自然と高まり、歯科医療に対する社会の目も当然厳しいものとなります。このような状況の中企業に求められているのは、透明性です。透明性とは、すなわち公開するということです。行政官公庁も最近では、情報公開を積極的に行うという面も見られ、その結果無駄使い等も発覚していますが、それらは情報公開がなければ発覚しなかった問題です。医療界もその流れの中で、カルテ開示など情報公開を進めています。歯科医療の場合は、患者さんが直接治療結果を見られるということで、その点では透明性があると言えます。しかし、それだけでは歯科医療に対する不信感の払拭には至りません。治療前に行われる説明に納得した上で治療を進め、その結果を患者さんが見た時に初めて納得されるものだと思います。当院では、治療前にお口の中の写真を撮り、記録として残し、きちんとした説明が行われた後に治療が進められていきます。日々の診療の中で、治療の透明性、インフォームド・コンセントの充実、ということをより高いものにしていけるよう日々努めていきたいと思います。