みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
2月23日(土)まだまだ寒さが身に堪える朝一番で、東京品川で開催された“Dr.Malo All-On-4セミナ-”に参加しました。
東京も寒く感じましたが、オ-バ-コ-トを脱いだ人々の姿が目につき、信州より暖かいのだろうと思われます。
会場に着くと、既に多くの聴講者が集まっており、広い会場は外の寒さを吹き飛ばす熱気にムンムンとしていました。400名を超える人が全国から集まって来ていました。
㈱ノーペルバイオケアが主催し、ポルトガルのリスボンで開業しているDr.Maloが独自で工夫開発した“All-On-4”というインプラントシステムの紹介と症例報告の講習会でした。
今回は全ての歯を失った人を対象に、上の顎でも下の顎でも4本のインプラントを用いて固定制の人工歯を即日に装着してしまうという画期的なやり方なのです。
世界中から3500人の見学者が訪れ、1995年以来4万人の人にインプラントを施し、現在はOpe室が8室あり、個室診療室が50以上、毎月7000人以上の患者さんが訪れるという想像できない桁はずれの歯科医院なのです。
インプラントという革新的な歯科治療法を更に発展させたこのシステムは世界中で注目され、今後どんどん普及するものと思われます。
鴨居歯科医院でも4月1日オ-プンする“インプラント審美サロン”ではこのシステムを導入するようにしています。その為にはいろいろな準備が必要となり、器材購入、ソフト導入、技術マスタ-、技工操作、アシスト業務、メンテナンスの徹底などをしっかりしなければなりません。
システム化する事によって技術的にはより簡便になってきていますが、システム構築の諸々の設備投資はかなり負担が大きく、採算ベ-スを考えると大変な事ですが、求める患者さんがいるならば対応できるように努力していきます。
セミナ-に出ると顔見知りの先生方にお会いでき、情報交換もし、新しい知見を教えて頂き、かなりの刺激になります。“井の中の蛙”とならないように世界の進展についていけるようにしたいと思っています。「常にグル-バルスタンダ-ドを目指す」そんな意識を忘れないようにしています。多くのことを教示して頂いた今回のセミナ-に感謝します。
セミナ-終了後、品川に住んでいる長男家族と食事をしました。長男は現在、東京医科歯科大学付属病院の眼科の医師として勤務し、医局長という役職で活躍しています。お嫁さんも眼科医で、慶応大学病院の医局員として現役で活動しています。子供が一人、孫にあたりますが、東京に出て来た時は会えるのを楽しみにしています。今回は一緒に会い話ができて嬉しく思いました。顔を覚えてくれたようで、2歳半になった男の子は活動的になり、たくましく見えるのもジイバカなのかも知れません。たまにしか会えないので、会う度に成長している姿、様子が判り、子供の成長は早いなぁと感じています。
歯科医療界の発展・変化も早くなっていますが、人の成長発達も世の流れにそって早く感じます。
変化を楽しむには、実に良い時代に生きていると思いますね。
お互いに楽しみながら、明るく元気に日々過ごしましょう。