みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
前川弓乃です。
今日はすこしだけ、“コミュニケーション”についてご一緒に考えてみたいと思います。よろしくおねがいします。
「コミュニケーションというのは言葉だけでするものではない」と言われたらどのように思うでしょうか?
言葉の意味も問題はあるかもしれませんが、みなさんも多少なり言葉以外のコミュニケーションというのも感じられたことがあるのではないかと思います。
例えば職場で、ある人がいつもより静かで顔色が悪いのに気づく、という経験はないでしょうか?そういう人と出会ったら「具合が悪そうだぁ」なんて思いますよね。その時点で、言葉以外のコミュニケーションです。そうした相手のメッセージに対して「大丈夫ですか?無理しないでくださいね。」と言葉でコミュニケーションをしていくこともありますね。
このように人がとっている行動の全てが情報となって相手に伝わっているのです。そして、相手がその情報をどういう意味で受け取るか。この部分にコミュニケーションの大きなポイントがあるようです。
なかなか自分の本当の意図は相手には伝わらないのです。だからこそ言葉や、それ以外のメッセージを通して自分の本当の気持ちを理解してもらえた時、人は相手に好意を抱くのでしょうね。
カウンセリングの場面では、「気持ち」や「悩み」というものが、複雑に絡んでいます。なにが悩みの本質なのかを探るには、具体的な状況を正確に把握することと、一番困っていること、つまり『本当はどうなりたいのか』を明確にすることの両方が大切だと考えています。
具体的な状況には気持ちが詰まっています。『本当はどうなりたいか』と明確な主張にしていくプロセスには価値観が詰まっています。どちらも大切にしたいことだと思っています。
ミス・コミュニケーションの多くは言葉の上っ面にとらわれて起こるようです。
言葉の奥にある本当の気持ち。
それは言葉ではない態度にも表れます。そして文脈や微妙な言葉遣いなど、言葉の深い部分にも表れます。無意識に出てしまいます。
それを意識してコントロールできれば、本当の気持ちとコミュニケーションができるようになりそうです。
自分の本当の想いを分かりやすく伝える。
相手の本当の気持ちをくみ取る。
確かにそれは一筋縄ではいかないことでしょうね。
だからこそ今年も私は、コミュニケーション・スキルを学び続けたいと考えています。真のカウンセラーに近づく努力を継続させること、これが私の2008年の大目標です。
読んでくださって有難うございました。