みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
温暖化現象によるのか、例年になく暖かく感じる日々を過ごして来ましたが、このところいつもの寒い信州に戻っています。
1月19日(土)も寒い朝でしたが、朝一番のあずさ号に乗って、東京・水道橋に降りてみますとこの日は東京も結構冷えていました。
母校の東京歯科大学水道橋病院を見上げ、ずいぶん変わって昔の面影はなく、周囲の景観も時代と共に変化していると実感しました。
水道橋駅から歩いて5分位のところに㈱大信貿易の研修室にて開催された D・I・O・R(Dental Implant for Oral Rehabilitation)の「システムを超えたインプラントのトレンド」をテ-マに2日間の研修会に参加しました。
今年に入って初めての実技研修であり、現時点でのインプラントに対する見直しと最先端のインプラントの実状を知る目的で3か月に渡る学習をすることにしました。主催した椎貝達夫先生・武田孝之先生はじめ多くのスタッフが今回参加した8名の臨床医に「インプラント経験20年と年間1000本で見えたエッセンスとHow to 」をテーマに今までになかった講習方法で伝えたいとのコンセプトを持った講習会でした。
“患者負担が少なく、術者も楽できるインプラント治療”とのサブタイトルも魅力的でしたが、講義・実習を通じて感じる事はキチンとした基礎知識・技術を持ち、患者さんに対する思いやりを持ったしっかりとした計画を立てて、十分な準備をし、基本通りに施術することの大切さを再認識しました。
椎貝先生・武田先生と講義実習に携わった井上敬介先生、廣瀬理子先生、鈴木道子先生らがすべて同窓であったのも今回参加して良かった点でもあり、後輩の先生方が素晴らしい臨床をし、学習もしっかりとしエビデンスのある考え方をもって多くの人に最良のインプラントを提供している様子も知って良い刺激となりました。
楽しみの中に厳しさもあり有意義な2日間を過ごすことができました。
千利休が残した「利休百首」の中に「稽古とは一より習ひ十を知り、十よりかへるもとのその一」というのがありますが、常に基本に立ち戻ることの大切さを古来より伝えています。
学んだ基本をしっかりと身につけて更なる精進をして改善に取り組み、“すべては患者さんのために!”の本年のテ-マに沿って、学び得た知識技術を生かしていきます。
出会った熱い思いで教えて頂いた講師陣の先生方、同じ机で、より良いものを求めて学んだ同期生に感謝しています。
ありがとうございました。