みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
毎週火曜日 9時から10時30分迄の1時間半「S-upミーティング」を
鴨居歯科医院では開催しています。
以前にも書きましたが、S-upとは、8S(整理・整頓・清掃・躾・サ-ビス・スマイル・スピ-ド・シンプル)の向上をスタッフ全員で考え学習する時間です。
先週今週の2回に渡って“KJ法”を用いて、医院の改善点を小集団に分けて検討しました。
KJ法は、川喜田二郎氏の考案した手法で、いろいろな意見をカ-ドに記述して、カ-ドをグル-プ毎にまとめていく研修方法です。
荻村先生、大塚先生、川﨑先生が歯科医師臨床指導医研修会で学んできて、まだ熱が冷めやらぬうちに、テ-マを“鴨居歯科医院の改善点”“コミュニケ-ション”のテ-マで2週に渡りグル-プに分かれてアイディアを出し合いまとめました。
各テーブル毎に、リ-ダ-・記録係り・発表者を決めて、多くの意見を聞き、重要度、緊急度の弱いものから強いものまで、グル-プで決め発表してもらいました。
発表された内容をみると、現状の歯科医院の状態を肌に感じているのか“マネージメント”の大切さが示されました。
患者さんのニ-ズやウォンツを聞き出し、鴨居歯科医院が提供できる歯科医療サ-ビスを説明し、同意ができたら同意書・契約書・保証書などをしっかり取交わし、リスク管理をすべきだという方向性が見えてきました。
コミュニケ-ションをしっかり充実させて、患者さんと鴨居歯科医院の信頼関係を構築する為に、コミュニケ-ションの時間を長くとって、コンサルタントルームをしっかり活用し、料金や治療方法の説明も今まで以上に具体的にしっかりすべきだということになりました。
一人で考えると限られたアイディアしか出てきませんが、多くの人が集まって考えるといろいろなアイディアが出てきます。まさに「文殊の知恵」ですね。
短時間で検討討議するにはKJ法は良くできた方法です。
優れたスタッフが患者さんに感動されるサ-ビスを提供するよう日々の努力を重ねて改善していこうという姿勢は必ず理解して頂けると思っています。
年の瀬も迫ってきましたが、2008年に向って更なる前進、改善に取り組んでいます。
仕事の中で学び成長している鴨居歯科医院のスタッフの皆さんの協力に感謝しています。