みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター 歯科医師の川崎小夜です。
11月14、15日に東京医科歯科大学歯学部附属病院臨床研修指導歯科医講習会に参加してきました。
この講習会は、研修医の先生方を指導する“指導歯科医”という資格を取得するためのものだったのですが、指導歯科医という資格以上に大切なものを沢山得る事の出来た講習会でした。
講習会の会場は東京の多摩永山情報教育センターだったのですが、当院からは私一人の参加でしたので見知らぬ土地にようやくたどり着いた、といった感じで会場に入りました。
その会場で一番最初に出会った先生は、学生時代に知り合った先生で、8年ぶりの再会でした。当時お互い卒業間近で、お互いに障害者歯科に興味があったところから偶然知り合い、卒後も障害者の施設で偶然の出会いを何度となく経験した先生でした。今回もまた偶然にも同じ講習会に参加するためにいらしたとのことで、とても驚きました。その先生が、現在は歯科麻酔の認定医を持ち、療育センターで障害を持つ方々の治療にあたられていると伺い、夢を実現させた先生がとても眩しく感じられました。そして、頑張ってらっしゃる先生の姿にとても刺激を受けました。
講習会には東京医科歯科大学所属の先生方が10名、開業医から参加された先生方が13名、合わせて23名の先生方が参加されていました。その23名の先生方が3グループに分かれて、ワークショップ形式で与えられた課題について話し合いました。
講習会というので、講義を聴いているだけかと思いきや、2日間のほとんどがグループでお互いの意見を交換しながら(時に激論を交わしながら)研修医の先生方のより良い研修方法についての話し合いでしたので、講習会が終わる頃にはグループ内に何とも言えない連帯感のようなものがありました。
講習会終了と同時にお互いの名刺を交換し連絡先を伺ったのですが、各先生方の名刺の肩書を見てまたびっくり!こんなすごい先生方と2日間をともに出来た事、お知り合いに慣れた事にまた感激しました。
講習会に参加して、資格だけではなく知識、経験、そして何より人との出会いという財産を得ることができ、このような機会を与えてくださった院長先生と、お休みをいただきましてご迷惑をおかけしました患者様、スタッフの皆さんに心から感謝いたします。
ありがとうございました!