みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
朝晩は肌寒く感じ、深まりゆく秋の気配と共に金木犀の甘い香りが安らぎを与えてくれます。
鴨居歯科医院の増築工事も順調に進み、17日には基礎のコンクリート打ちが行なわれ、好天に恵まれてしっかりとした基礎固めができたようです。今までに何回か増改築を経験してきましたが、これまでの工法とは全然違っており、しっかりと養生されて造られる様子を見て、改めて建築に対する認識が変わりました。基礎工事はこうあるべきなのだというモデルに見えました。今までの過程の一部を前川事務長さんのブログに書かれていますので、是非お読み下さい。
歯科治療と建築工事とかなり似かよった点があります。
まずは“歯を治す”“家を建てる”との決断をしなければなりません。どのように完成させるかの構想を考えます。何もない土地に建てるのか、今ある所を活かし限られた場所でリニュ-アルするのかによって計画が違ってきます。勿論予算も考えますよね。
歯を治すには全ての歯を失って造られる総義歯と1本の歯を治療することから1本の歯を残しての治療まで、実に様々な条件の基で最良の再建を考えます。家を建てるには、建築業者・設計士さんの選択をしますが、患者さんが歯科医院を決めるのと同じように、口コミ・評判・紹介・業績・信頼性をみて迷いながらも選別して決めます。
打ち合わせの中で、施主からのニ-ズやウォンツを出し、設計士さんのアイディアと練り合わせて構築していきますが、歯科の場合、その部分が今まで足りなかった様に見えます。
もっともっとお互いに意見を出し合い、お互いに満足できる結果が得られるようにコミュニケーションを計ることが大切です。
鴨居歯科医院がこれから力を入れていくべき点として患者さんとのコミュニケ-ションをしっかりとり、お互いに最良の妥協点を決めて治療に入れるように、カウンセリングルームを造り、カウンセラ-を養成し、お互いが満足できる結果が得られるよう計画をしています。
設計士さん・建築業者さん・歯科器材業者さん・会計担当者等と頻繁に慎重に打ち合わせをし、モデリングと成りそうな医院見学もして、良い点を取り入れて限られたスペ-スではありますが、満足できる診療室となるようにコミュニケ-ションをとっています。
異業種の方々とのコミュニケ-ションの中から、歯科治療における参考になる事、学ぶ事が沢山あり、これからの歯科再構築に活かしていきたいと考えています。
「我以外全て師」となっています。
まだ基礎工事を終わった段階ですが、ここまでの過程の中からも学ぶ点が多くあり、良い業者さんに出会ったと感謝しています。