みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
歯科医師 大塚 裕です。
先日、当院スタッフの前川さんの息子さんが受診され、親知らずの抜歯を行う事になりました。私は大学病院の口腔外科で長く勤務していましたし、ちょうど時間がとれたので担当させてもらいました。処置は無事に終わり、抜歯後には腫れが出ることを説明したのですが、翌日前川さんから「先生ありがとうございました、腫れも痛みもない様子で元気に出かけていきました」とのお言葉を頂きました。もちろん自分としては全力で処置しましたが、適度に難しい症例だったので、少し骨を処置する必要がありましたし、上と下の親知らずを同時に抜歯したので、翌日に何ともないというのは少し意外でした。
翌日の状態がとても良かったとの言葉を聞いて、自分の処置の中に何か良い結果を生む要素があったのか、何か次に生かせるものがなかったか考えを巡らせました。
患者さんにとって治療は苦痛を伴うことも多くあるのですが、その中で少しでも快適な治療を提供できるよう、日々向上していきたいと心新たに感じる出来事でした。