みなさんこんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンターの歯科医師の川﨑小夜です。
7月10日の毎日新聞に「磨こう!妊婦さん」という見出しで歯周病について書かれていました。
その記事によると、96年の米国の研究グループが歯周病の人はそうでない人に比べ、早産と低体重児出産のリスクが7.5倍になるとの結果を発表したそうです。
最近の研究では、歯周病は早産と低体重児出産のリスクを高めるだけではなく糖尿病や肺炎、心臓病、動脈硬化などのリスクも高める事がわかってきたそうです。
一部には関係性はないとの報告もあるようですが、東京医科歯科大学の和泉雄一教授によると、歯周病によって起きる全身への影響は、歯周病によって過剰に作られた炎症性の物質が血液で運ばれるためである可能性があると指摘します。
妊娠すると女性ホルモンを好む歯周病菌が増殖し歯ぐきを腫れやすくします。またつわりがひどく歯が磨けないという方もいらっしゃると思います。しかし歯を磨かないでいると歯周病は悪化してしまいます。
妊娠していても歯磨きの指導や治療を受ける事もできますのでお腹の赤ちゃんのためにもぜひお気軽にご相談下さい。
追伸 前回のブログで書きました特殊小型船舶の試験ですが、無事合格する事ができました!やりました!