みなさんこんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンターの歯科医師の川﨑小夜です。
4月から週3日当院で働いております。よろしくお願いします。
私には4歳になる娘がおります。娘の歯がはえた5ヶ月ぐらいから歯磨きをはじめたのですが、娘は歯磨きが嫌いでものすごい勢いで抵抗し号泣するので、娘の歯を磨くことは一苦労でした。
娘が1歳を過ぎた頃、娘の口の中がどうなっているか心配になった私は、娘を自分の働く歯科医院に連れてきて治療用椅子に寝かせてみました。私が娘の口の中を覗いても嫌がらなかったので機械に歯科用歯磨き粉をつけて歯を磨いてみました。
するといつもはあんなに歯磨きを嫌がる娘が歯科用歯磨き粉の感触と機械の先についた小さなブラシがくるくる回るのが気に入ったようで、その日以来
「ママ、びょういんではっは(娘の言葉で歯のこと)きれいきれいして」とせがむようになりました。
私の子供の頃歯医者さんに行く時は
"むし歯が出来て歯が痛くなった時”だったので、初めての治療のあの怖さ・痛さが忘れられず、それからは
「はいしゃさんなんかいきたくない!」と治療に連れて行こうとする母に力いっぱい抵抗し母を困らせたものです。
(おはずかしながら)
私のようにむし歯で歯が痛くなってから歯医者さんに行くと、
歯医者さん=怖い・痛い イメージになりがちですが、 今の娘にとっては
歯医者さん=気持ちいい・楽しいところ のようです。
それぞれのお子さんと初めての歯医者さんの関わり方は、その後の歯医者さんのイメージを決定するとても大切なものだと改めて感じました。そして一人でも多くの方が"歯医者さん=怖い・痛いところ”というイメージを持つ方が減るよう日々努力していきたいと思います。
ちなみに娘はつい先日"初めてのむし歯治療"を経験しました。
(これまたおはずかしながら)
自分から「頑張る」と治療用椅子に座り、言葉通り頑張って大きな口を開けて私に治療させてくれました。
子供の成長に自分が泣きそうになりながら、娘をいっぱい誉めて抱きしめてあげました。