みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
歯科医師の渡辺正哉です。
歯科医師となり丸2年が経とうとしています。
この2年間はあっという間で毎日毎日がとても充実しています。
そんな中で最近思う事があります。
それは、「良い治療とは何だろう!?」です。
よい治療と一言で言っても様々な考え方があると思います。
現時点で私が考えている良い治療とは
1)患者さんの悩みや要望が、手軽(早く・痛く無く・少ない通院回数)に、そして確実に、解決され、満たされること。
2)患者さんのお口の状態を完全に把握し、患者さんが困るような状況がおこらないように確実な管理ができること。
3)患者さんの体や病気の状態を患者自身がよく理解できるように説明していること。
4)同業の歯科医師から高い評価を受けるに値する「高度な治療水準」を維持していること。
5)一度治療した場所が、何の障害もなく10年以上は保たれること。
以上が良い歯科治療の条件だと考えています。
特に項目2)は、現時点で自分のお口の問題を自覚していない人にはピンとこない話しかもしれませんが、「生きている間ずっと自分の歯を失わない」ということは、統計的には難しいことなのです。
人は本来28本の歯がありますが、
45才位から無くなってきて、60才になると半分位に減ってしまいます。
不自由無く自分の歯で咬んでいると「自分の歯が減って食事が不自由になる」というイメージが湧かないかも知れません。
しかし80才になると自分の歯は4本か5本しか残っていないというのが日本人の現実です。
このことを仕方のないことと諦めることができますか?
実際にはこれを回避することが可能です。
車にしても家にしても使用していて必ず点検や修理が必要となってきます。
お口に対しても同じようなことがいえます。
その時期を誤らないことが大切になってきます。
歯医者は「痛くなったら行くところ」の代名詞ですが、1本でも多くの歯を残していこうと思うのならば「痛くならないように行くところ」にイメージを変えてみてはいかがでしょうか???
自分の歯は自分でしか守れません!!!