みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンター
院長の鴨居弘樹です。
2月10・11・12日の3日間「インプラント」の研修会に参加してきました。
10日(土)は、ミシガン大学教授のDr.Hom-Lay Wangによる実習セミナーで、少人数の中味の濃い研修内容でした。
講演だけでなく、”ブタ”の披験台ではありますが、実際に器具を用いての実習は、臨場感に満ちたものになり、新しい術式と器材の使い方を紹介され、インプラントの更なる進歩を感じ取ることができました。
台北医科大学を卒業し、ミシガン大学で教鞭をとっているDr.Wangのすさまじいほどのエネルギーを発散させての実習を受け、そのパワーを頂いてやる気に充ちて帰ってきました。
11日(日)12日(月)の連休は、「インプラントの臨床を考える会」の講演会が科学技術館で開催されました。
前日の実習セミナーを担当したDr.Wangはじめ、アトランタチームのDr.Salama、日本人の臨床家として著名な古賀剛人先生、白鳥清人先生の講演を2日間聴きました。
どの先生も素晴らしい内容で、いろいろ学ぶ点が多く、参加して良かったと感じました。研修会に出る目的は、今のやり方の確認と、更なる新たな知識と術式の収得があればと期待して出席しますが、今回は充分な満足感が得られました。
ここで得た知識と技術と考え方は、今日からの臨床に生かしていくつもりです。
科学技術館は皇居に近く、昼休みに皇居内を少し散歩して来ました。小春日和の中、もう白梅紅梅が美しく咲き乱れている、よく手入れされた庭園を満喫し、信州より一足早い春を感じてきました。
皇居の石垣を見て、何百年もの風雪に耐えている見事な姿に、歯科技術もこのように長期間耐えられるような歯科医療を提供できるように学習すべきだと思います。
常に良いものを求めて、それを患者さんに還元できるように、これからも研修会に参加していきたいと考えています。