みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンター
院長の鴨居弘樹です。
「初釜の茶会」が1月14日(日)に開かれました。
師の青山俊董先生の誕生日が1月15日なので、この前後の日曜日に毎年開催されます。
例年10時から青山俊董先生の新年の挨拶と初釜の御点前が始まります。
今年の「初炭」は、昨年 本堂鐘楼堂の落慶があり新築された茶室にて、新住職になられた大仙師によって行われました。
1年に1回の作法です。
その後俊董先生のお濃茶の御点前が始まります。一席に30名が入って濃茶を味わい、先生のお話を聴くのです。
茶室に入ると日頃いろんな雑事に身を任せ雑念の多い所から、自分の生き方を見直す本来の人間としての在りようを論される時間帯でもあり、精神的な安らぎを得る所です。
1987年以来、今年で20年茶道の稽古に通い、いろんな感化を受けたとつくづく思う昨今です。
もし俊董先生に出会わなければ、身勝手な我儘放題な生き方をしていたと思われます。
“人間はこの人には一生かかってもかなわない”という人物に出会うことによって、謙虚な心が生まれてくるのではないか、さらに少しでも近づこうと努力する気持が生み出されるのではないかと感じています。
俊董先生の素晴らしい笑顔に心洗われ、自然の中で生かされている事の幸せについて気付かされ、これからの生き方の指針を示されたりしながら“お茶”を通して学び、人格形成の修行を続けていける素晴らしい出会いに感謝しています。
日本の文化の中で、茶道は人をもてなす基本的な事が網羅され、システム化されています。
一つ一つの作法に無駄がなく究極のサービス精神が含まれています。
日本の良さを知り、良い伝統文化から学び、良き師に導かれて、より良い人生を実践して、1日1日を大切に仕事に活かしていくつもりでいます。
和顔愛語をモットーにこれからの人生を過ごしていきます。