みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院・インプラントセンター
院長の鴨居弘樹です。
昨日(21日)、定例の木曜会が開催され、12月の〆の月にふさわしい会員発表がありました。
明科町で開業の内川先生からは「交叉咬合の症例」が提示されました。
6才の子どもを5年間観察し、口の周りの筋力、舌の動きなどの悪習慣を是正して、咬み合せが良くなっていく過程を示して頂きました。
本人家族の努力と、良医の正しい診断と治療方針および実施によって、見事に改善されていく口腔内環境をみて、会員一同は更なる学習とドキュメントの必要さを感じました。
更にインターネットを用いての歯周病のリスク診断法が紹介され、IT時代にふさわしい歯科界の進展が予測されます。
松本市で開業の坂下先生には、義歯の印象をいろいろ工夫をされて、より簡便に・より精度がよい・独自の方法を教示して頂きました。
また、会員の先生方の型の採り方を聞き、それぞれがいろいろと考えながら実行している診療方法も大変参考になりました。
更に歯磨剤の成分を細かく分析し、安全性・有効性などの解説をして頂き、改めて歯磨剤について気付きが与えられました。
月1回の例会は、ついついマンネリ化し安易な方向に流れ易い日々の生活に、刺激を与え改めて学習意欲を増したり挑戦意識が湧いたりします。
独学も良いがどこかに未熟さが残ります。
お互いに師となり、より良いものをみつけていくのが大切だと感じています。
良き仲間と今後も切磋琢磨しながら、診療の向上に努力していきます。