「今どきの若者は」というと、昔から良いイメ-ジで使われてきませんでした。
夢がない、無気力な、意欲が無い、努力をしないといった悪い評価を、先輩は江戸時代、いやもっと昔からしてきました。
現在でも、「フリーター」「ニート」という造語で若者たちの生き方に疑問を持っている人が多くいます。
しかし、実際にそうでしょうか?決してそんなことはありません。むしろ場を与えられた若者たちは生き生きと目を輝かせて素直に行動する人たちが多いのが現実です。
鴨居歯科医院にもお盆明けの8月17日から新しく歯科衛生士さんが入社しました。彼女に大きな期待をかけています。
新人が入るということは、身体に新しい血液を注入し活性化するのと同じ、医院内が生き生きする要素となるのは間違いないことです。
先輩たちが喜々として早く馴染んでもらいたいと指導している姿をみると嬉しくなります。教えることによって自分の知識、技術を見直す機会を得たからです。
そこに活気が生まれます。この活気を患者さんに還元していくと、痛くて来院した患者さんの痛みは、たちどころに消えていくのです。
スタッフ全員25名から、目標を書いて提出してもらいました。
どの人も紙一杯に目標が記入してあり、その内容を読ませてもらうと実にしっかりとした考え方をしていると感動しました。
決して"今どきの若者は"という世間一般の人が思っているようなことはなく、確実な自分の生き方を考え、今後の方向性をしっかり持っています。
こんなスタッフの皆さんと共に仕事ができることは、大変幸せなことと感じています。
この人達の夢や想いを実現させてやるのが、我々年配者の役割だと思っています。
若いエネルギーを頂き、楽しく生き生きした一日一日を過ごし、若い人達の目標となるような生き様をしたいものです。
(院長 鴨居弘樹)