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今日は、LIVING WITH DOGSに掲載されていた共同通信の記事からです。
~「豆柴」犬業者に業務停止命令 血統書付きと誇大広告~
熊本県は20日、「すべての子犬に血統書が付いている」などのネット広告が特定商取引法違反(誇大広告等の禁止)に当たるとして、犬販売業者の代表に6カ月間の業務停止命令を出した。代表は「違反はしていない」と否定しているという。
記事によると、この業者は、犬約100匹を飼育するブリーダーで、インターネットサイトに、「豆柴」(小型犬)や「すず柴」(超小型犬)と称するシバイヌの子犬の写真を載せ、1匹6万~25万円で通信販売を開始。その際、血統書を「豆柴犬登録協会」という実体のない団体名で作成していたそうです。
ちなみに、豆柴はJKCでは認定されておりません。
また、「犬が病気になった」などとして引き渡しを延期したケースが多数、キャンセル料についても「料金の3分の1から全額」としながら、一切返金していなかったそうです。
ちなみに引渡を延期したケースにおいて、買主さんが料金を先払いしていたのかどうかについては分かりませんが、この部分が問題とされているのであれば、前払いであった可能性が高いですよね。
その他にも、「豆柴のはずなのに大きくなった」「シバイヌではなかった」などというケースもあるそうです。
このような悪質な業者には二度と業務を再開してほしくないのが本音ですね。
そして、やはり購入される皆様にもある程度事前に情報収集なりをしてほしいと思います。
今回の件で言えば、”豆柴”に関することや、”血統書”に関することを少し調べておいていただければ、被害を防げたケースもあったのではないかと思います。
>ある意味での脅しと消費者側が互いに状況を知る事ができなかった事にあります
”脅し”ですか。酷いですね。
これは私の想像ですが、彼らのような業者は、購入者に対して、完全に上から目線なのではないでしょうか。最初から騙すつもりだったのかどうかは分かりませんが、最初からいい加減だったことは間違いないでしょう。
また、仰る通り、購入側が
お互いの状況を知ることができなかったことが、彼らのような業者を野放しにしてしまっていると思いますが、購入側が横の連携を取ることは非常に難しいとも思います。
>裁判所の支払い命令を無視
これも酷い話です。自らの責任を完全に棚上げして受ける処分は、特定商取引法違反による6ヶ月の業務停止とは・・・。
>何か妙案は無いでしょうか?
私もこのような話を聞くたびに何かいい方法は無いものかと考えてみるのですが、お恥ずかしいのですが、なかなかいい案が浮かびません。
これはあくまでも私見ですが、基本的には詐欺だと考えております。
しかし、詐欺というのは、その犯罪の事実を立証することが非常に難しいのも事実。
本来であれば、動物愛護管理法を改正し、例えば命を扱う商売であることに着目し、特定商取引法違反をするような業者に対し業務禁止命令の処分を出来るようにするなど、かなり厳しい罰則(場合によっては懲役も)を設ける必要があるのではないかと思われます。
やはり法整備を待つしか無いでしょうか。
彼らは「犬が風邪を引いて」と送付を延期させていましたが、始めから存在しない犬を送付できる筈もなく犬市場で購入しようにも顧客からの預かり金は使い込み購入も出来ず。
風邪を引いたのは彼らの財布だったのでしょう。
犬市場の業者にも「客先で犬が死んだから代金は払わない」等と非常識な対応が多くあり鼻つまみものらしいです。
もしかしたら、ここ最近急激に代金搾取の被害届けが増えたのは犬市場で犬を購入出来なくなってしまったから?という可能性も考えられます。
とんでもない彼ら自身の中身をカモフラージュした購入前の態度は振り込み後に豹変するのですが、それまでは親切さを感じる程で立派な役者ぶりでした。
愚痴を書かせて頂きすみませんでした。
これをご覧になった皆さんのお役に立てれば幸いです。
有難うございました。
上記は業者の地元熊本県の熊本県民テレビで放映された告発ニュース映像です。
もし問題があればこの投稿を削除して下さい。
全国規模で被害者が増加していることに驚きを隠せません。
>始めから存在しない犬
このことが事実であれば、完全に詐欺だと思われますので、特定商取引法違反どころでは済まされないと思います。
詐欺による告発を視野に入れている方々はいらっしゃるのでしょうか?
一人一人ではなかなか難しいかもしれませんが、被害者の皆様が結束されれば何かしら打開策があるような気もします。
こんな非常識な業者が存在してしまう原因はやはり法整備の不備だといわざるを得ません。
一刻も早く法整備に取り掛かっていただきたいと切に願うばかりです。
尚、ニュースの映像に関しては、特に問題はないものと判断いたします。
被害者側も結束しつつ有り告訴状を複数人から熊本県警察に提出するかもしれません。
正直、少しの驚きと「やっとか」という気持ちです。友人が約三年前にココから雄を購入しましたので…友人のトコの柴も元豆柴と化しております。
私と同じ時期に柴を家族として向かえたのですが、友人トコの豆柴の仔犬…どう見てもデカくなる脚の太さでした。また、業者から添付された育て方の説明書には明らかに餌量を極度に制限する内容。しかも、この餌は当社を通じてでないと入手困難とも…いえ、困難なことはない普通のプレミアムフードでしたが。また、来た犬の脚は先天性の脱臼しやすい状態…友人が買わなかったら処分されていたかもしれません。
友人は購入時、メールで何度かやり取りをして決めたと言っていましたが、添付された仔犬と来た仔犬が明らかに異なるとも言っていました。私も見せてもらいましたが……違いました。
結果、違う犬で健体でもなかったのですが、戻すと処分される恐れがあると思い、友人の家族と受け容れられました。そして苦情だけ伝えたそうです。
私も一頭目の柴を飼う三年前にネット検索をしましたが、三年前のネット上にも被害は載っていました。豆柴と言う柴犬がどういったものなのかも載っていました。友人もネットは普通に使用しているハズなのに何故、豆柴という言葉にひっかかったのか…。
業者より、この業者の手元にいる犬たちが心配でなりません。訴訟は訴訟として、多頭放棄にならないように決着して欲しいです。
約一年で10キロ近くなり立派な柴犬になりました。
購入時ネットで調べ悪い噂もなく大丈夫だと判断しました。何故この業者の悪い批判が無かったのか?
ある意味での脅しと消費者側が互いに状況を知る事ができなかった事にあります。
詳細については「豆柴ブリーダー被害」を検索しトップの掲示板をご覧頂ければ幸いです。
この業者ADRはもとより裁判所の支払い命令を無視しております。
刑事事件とするなり何らかの方法で二度と同じ悪辣なビジネスモデルを出来ない様にしたいのですが何か妙案は無いでしょうか?
被害者側は皆さんインターネットで生き物を購入しようとした事を間違いであって自らにも非があった事は認識しております。
しかし巧みな誘導をして信頼を逆手にとるこの業者は許せません。
必ずや彼らに罰を与えたいのです。