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今日は、昨日の夕刊フジの記事からです。
~「生焼けで返すぞ」悪徳ペット火葬業者トラブル急増!~
ペットブームが続くなか、火葬炉を搭載した車でペットの「訪問火葬」を行う移動火葬業者に関するトラブルが起きている。“施主”に法外な料金を請求し、断ると「生焼けで返すぞ」などと飼い主を脅す悪質業者がいるというのだ。移動火葬車を殺人に悪用した事件もあり、“無法状態”が問題になっている
以前から、ペットの火葬業者、特に移動火葬業者に関するトラブルはあったのですが、最近非常に増えているようです。
記事によると、 「払わないと生焼けで返すぞ、と脅したり、実際に火葬せず、別の動物の骨を遺骨と偽って返すヤクザまがいの悪徳業者がいる。彼らは一度悪評が立っても、看板だけすげ替えてあくどい商売を繰り返している」。関東地方で6年間、訪問火葬業を営む業者(63)は、その実態を明かす。
酷いものです。
何故、このよう悪質な営業がまかりとおるのでしょう?
それは、完全に法整備の遅れが原因ですね。
火葬業に関する国レベルの法規制は全く無いといえる状況で、一部の自治体で条例が設けられている程度。
東京都でも、火葬場の設置に関する条例を5区市で設けているそうですが、移動火葬業者に関しては唯一、江戸川区が要項を設けているのみという状況のようです。
要するに”無法地帯”というわけです。
昨今のペットブームの過熱ぶりからすると、まだまだ被害に遭う方々は増加するのではないかと思われますから、早急に法整備をする必要がありそうです。
また、各自治体も国に比べればフットワークは軽いでしょうから、早急に条例等で規制をかける必要があると思われます。
目の前にいる火葬業者が悪質かどうかを消費者が見極めるのは非常に困難です。
したがって、一日も早い法整備をお願いします。