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今日は、24日付のJ-CASTニュースの記事からです。
~物議の阿久根「ブログ市長」全職員の給与明細一覧を公表~
ブログで「辞めさせたい議員」の投票を呼びかけるなどして議論を呼んだ、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長がまたやりましたね。
今度は、全職員の給与明細を公表とは。
市のウェブサイトに、07年度当時の職員268人の給与明細を公開したのだ。地方自治体が給与の平均額を公表するのは珍しくないが、氏名を伏せているとはいえ、全職員の明細を公開するのは異例だ。市役所関係者であれば、「どの欄が誰の給料か」と類推できる可能性も高いが、市長は「市民からも、市職員からも、何も反響は来ていない」と話している。
いや~、正直吃驚ですねえ。
記事にもあるとおり、確かに名前は伏せているけど、どれが誰の給料か特定する事だって不可能ではないですよねえ。
一部からは、個人情報保護の観点から問題があるとの声もあがっているみたいです。
市長は、市民へのサービスの一環だって言ってるそうです。
実際、阿久根市の職員の給与は、比較的高い水準にある。総務省の「地方公務員給与実態調査」によると、国会公務員の給与水準を100とする「ラスパイレス指数」は、全国の地方公共団体平均で95.5(07年4月1日現在)。地方公務員の給与水準は、国家公務員のものよりも若干低いことがわかる。それに対して、阿久根市の指数は99.1で、鹿児島県内に49ある市町村のうち上から3番目。
しかも、阿久根市の税収が20億円のところ、市の職員への給料の合計額は17億を超えていますから、市長が「この給料体系はなんとかしなければ」と考えるのはごもっとも。
ですから根本的な部分での考え方は間違ってはいないと思うんですが、いかんせんやり方が・・・。
竹原市長をめぐっては、市議会で不信任案が可決されたことから、市議会を解散。「出直し市議選」が控えています。
結果次第では失職することになるわけですが、果たして市民の皆さんはいかなる判断をなさるでしょう?
興味ありますね。
ちなみにJ-CASTニュースは記事に対するコメントがうてるのですが、大部分は、市長支持でした。