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今日は、19日付の産経新聞の記事からです。
~「サプリメント代が未払いです」和解金名目で2億2000万円詐取~
健康食品の料金が未払いというウソの文書を送って、民事訴訟の和解金名目で金を騙し取ったとして警視庁は、詐欺の疑いで5人を逮捕した。(中略)
こんなのサプリメント買ったことなければ騙されることは無い!と考えるところですが、今回の被害者の方々は全て過去に何らかしかのサプリメントの購入経験のある方々でした。
何故?単なる偶然にしては出来すぎですよねえ。
実は犯人グループの1人が過去に健康食品会社に勤務していて商品購入者の名簿を持ち出していて、その名簿を使って文書を送付したそうです。
ですから、皆過去に購入したことがあるので、「払い忘れていたかもしれない」と思ってしまったのかもしれませんね。
こういう詐欺のやり方(名簿を使用する方法)だと、騙される可能性は高くなるかもしれません。
では、どうやって防ぐか?
過去のに購入した際の領収証や振込みが証明できるものが残っていれば一番いいでしょうから、まずはそういう類の書類を残しておくことが最善策でしょう。
しかし、なかなかそうはできないのが現状でしょう。
では、どうするか?
今回の場合だと、詐欺グループが送付した文書には架空の弁護士の名前が記載されていたそうです。
ですからまずは弁護士会に確認を取るのがいいでしょう。
「○○という弁護士さんから、文書が送付されてきましたが、実在する方ですか?」と問い合わせるのがいいかもしれません。
もし、送付されてきた文書に記載されている弁護士さんが実在した場合は、その弁護士さんの連絡先を弁護士会で教えてもらいましょう。
そして文書を本当に送付したかどうか伺えばいいと思います。
絶対にしてはいけないことは、
文書に記載されている電話番号に電話することです。
これだけは絶対にしないで下さい!
投稿者 iwaki-gyosei
: 2008/09/22 15:00