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私がペット関連の情報を収集するために良く見るWEBサイトに「LIVING WITH DOGS」というサイトがあります。
現代におけるペットに関する様々な問題点が色々記載されていて非常に勉強にもなります。
今日は、そのサイトにおける小野千穂さんのドッグエッセイに記されていた「ドイツの犬税」について取り上げたいと思います。

ドイツで犬を飼う人が毎年払う「犬税」の歴史は意外に古く、プロイセン王国時代の1810年に始まりました。当時は、犬をペットとして飼うことに対して課される贅沢税の一種でした。「犬税」からの税収を犬のために使うという意味ではありません。そして、それは今でも同じです。「犬税」は、単に「犬の飼育を許可する」という意味なのです。

日本では、ペットを飼育するための公の資格なんてありません。もちろん、ドイツだってそんなものがあるわけではありませんが、小野さんがおっしゃる通り、「犬税」を支払うことが「犬の飼育を許可している」ことになるのは間違いないですね。私は、是非日本においてもこの「犬税」の制度を導入して欲しいと思います。もちろん、犬に限らず全てのペットに対して導入して欲しいと考えます。特に「特定外来種」や「危険動物」に関しては高額な課税を望みます。
そうすることによって安易な気持ちでペットを購入する方々が減少することは間違いないでしょう。

元々真面目に大切に動物を飼育している方々には、少し酷な面もあるかもしれませんが、たちの悪い飼主を排除することは絶対にしなければならないことであると考えます。

問題は徴収した税の使い道ですね。ドイツの手法がいいのかについては議論の余地がありますね。
間違いなく、ペットショップやブリーダーの反発を受けるでしょうが、何とか理解していただきたいと思います。

ちなみにドイツのフランクフルトの税額は(徴収額は自治体によって違うそうです)1年間で約14000円ぐらいだそうです。(二頭目から一頭あたりの金額が倍になるようです)