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動物愛護に関しては、残念ながら、欧州に比べて日本は遅れています。
もちろん、単純に法整備が遅れているというのもありますが、動物を大切にするという基本的な考え方をみても、欧州のほうが日本より進んでいると言えると思います。
一部の間違った動物愛護団体が存在するのも事実ですが・・・。(ここでは、あえて名称は挙げませんが、だいたい分かりますよね。あの団体だろうなあって)
さて、そんな欧州と日本の違いを一つ一つ掲げていくとキリがないのですが、私が最も注目しているのは、欧州でのペット産業に関する話です。
皆さんは、ペットショップへ行くことがありますか?
例えば、特に何かペットを購入する予定が無くても、大型のホームセンターなんかの一角にあるペット売り場へ何気なく足を運ぶなんてことありませんか?
動物が好きな方なら一度ぐらいはあるのではないでしょうか?
そんな時に、ショーウィンドーの中にいる犬や猫をを見て、「可愛いなあ」と思い、欲しいなあなんて感じたことありませんか?
でも、大抵の方はその場で購入なんてことないですよね。
でも、最近は増えてるんです。
ペットの「衝動買い」。
その場で、どうしても欲しくなって購入してしまうというのは、後に問題が起きやすいと私は考えています。
本当に動物が好きで、本気でペットの購入を考えている人は、前もってペットに関する知識を付け、犬なら、どんな犬種がいいのか?など熟慮して購入を決めるものです。
購入を真剣に考えていたわけでもないのに、たまたま立ち寄ったペットショップで見て欲しくなって即決!
これは危険です。
購入後、家族の反対にあって手放さなければならなくなったり、そのペットに関するたいした知識を持たないままに購入したことによって、「こんなはずじゃ・・・」なんて思って手放したり、餌代などの経費がかかりすぎて手放したりとというようなことが起きやすいと私は考えます。
つまり、ペットを飼うという覚悟がないままに購入してしまうことに繋がるのが、ショーウィンドーだと思うのです。
私が言いたいのは、「ショーウィンドーを見ただけでの衝動買い」は避けていただきたいということです。
そして、できることならショーウィンドーを無くして欲しいと考えております。
ペットショップの皆さんが自主的にショーウィンドーを撤去することは難しいでしょう。ですから、できれば法規制して欲しいと考えています。
全てのペットショップからショーウィンドーが無くなれば各店の条件は一緒だし、衝動買いも無くなると思うんですが・・・。
さて、遅くなりましたが、私が注目している”欧州のペット産業に関する話”。
欧州では衝動買いを誘発するショーウィンドーでの販売を自粛する動きがあるそうです。
どうですか?
これだけ聞いても欧州のほうが日本より動物愛護に関する考え方が進んでいると思いませんか?