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昨日付の朝日新聞から。

認知症入所者の預金引き出した疑い ホーム理事長を告発


茨城県内の認知症高齢者グループホームを運営するNPO法人の理事長が、入所者の認知症の女性らの預金口座から勝手に総額1千万円近い現金を引き出していた疑いで告発されたそうです。

この理事長は、入所者の女性名義の銀行口座からキャッシュカードを使って現金を引き出していたのですが、キャッシュカードは女性の許可無く再発行されていたとのこと。

罪名が、「業務上横領」となっていたことや、キャッシュカードの再発行を受けていたことなどから、もしかしたらこの理事長は入所者の成年後見人に就任していたのかもしれないのですが、その辺については不明です。

いずれにしても、人として許されない行為であることは間違いないですね。

理事長は、「引き出した金はホームの利用料に充てた。」と弁明しているそうですが、仮にそうだとしても許されない行為であることは誰にも分かるはず。

今に始まったことではありませんが、少子高齢化社会と言われるようになって以降、お年寄りが被害者となる悪質な事件が多発しています。

現在の日本においては、お年寄りの意思や財産を守るために成年後見制度というシステムが存在します。
割とご存知で無い方もまだまだ多いようです。

当ブログにおいても、今後少しずつになってしまうと思いますが、成年後見制度についても語っていこうと思います。