もう皆さん耳にタコができるぐらい聞いたのではないでしょうか?
現宮崎県知事の東国原知事の言葉ですね。
昨年の流行語大賞にも選出されてましたね。(ということは、今頃この言葉を使うのは遅い?)
さて、私は別に知事のことについて語りたいわけではありません。
我々の仕事は常に、「どげんかせんといかん!」という気持ちになる場面が多いというお話です。
正確に言うと、「何とかしてあげたい」という気持ちになることが多いということでしょうか。
ありがたいことに私のところにも様々な方々からの相談が寄せられます。もちろん、許認可申請に関する相談であれば、スムースに事が運ぶことが多いのも事実です。
ですから、「何とかしてあげたい」と思うのはやはり、民事法務に類する相談ですね。
交通事故、離婚問題、悪質商法の被害者などなど。
私のところへ相談に来る方々の多くが「困ってます。何とかならないでしょうか?」というお話をされます。
そして、ほんとんどの方が、その方自身に悪いところが無いのです。つまり、相手方に非があることがほとんどなのです。
もちろん、争訟性のある事件を受任することは、弁護士法で禁止されていますから、受任することはできません。
したがって、私が相談者のお力になれる場面というのは限られています。それでも、その中でなんとか解決の糸口を見つけたいと考え、仕事させていただいております。
今日も朝から事務所に篭り、ひたすら書面の作成に励んでおりました。
今日はいい天気でしたね。こんないい天気の日は何処かへ出かけたくなるのが人情。
もちろん、私だってそういう気分になります。
しかし!私のところへ相談にいらっしゃった方々は、そんな気分になれないことのほうが多いと思われます。今その方が抱えている問題が解決するまでは、そんな気分になれないのではないかと思われます。
だから、この寒い季節が終わりを告げて、暖かい春の陽気を感じる季節には晴れやかな気分になっていてだけたらと思い、空を見上げます。
私のところへ相談にいらっしゃった方々が、暖かい春迎え、爽やかな夏を迎えられるように、私は日々精進しなくてはならないのです。