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昨夜何気なくついているテレビを見ていました。
放送されていたのは「あいのり」。
あのピンク色の車で男女が世界中を旅しながら、「あ~でもない」「こ~でもない」と恋愛に一喜一憂するあの番組です。
番組の本筋自体はどうでもいいのですが、彼らが立ち寄ったドイツにおける現地の方との話は興味深かったですねえ。
「ドイツ人の知っている日本語と言えば?」の答えが、「過労死」。
ドイツの方々にとっては、「過労」で「死ぬ」ということが考えられないことだということのようです。
まあ、我々日本人だって「過労死」を肯定的に捉える方はいないでしょう。
ドイツの方によると、「日本人は働きすぎ」だそうです。
(日本のことどれだけ知っているのか甚だ疑問ではあえいますが・・・)
ドイツ人の考え方は、こうです。
「働いてばかりいたら人生を楽しめない。」
ドイツには、「労働時間法」という法律があって、「1日8時間以上働いてはいけない」「日曜日や祝日に働いてはいけない」「残業は1日2時間まで」と決められているそうです。
仮にこのルールを経営者が守らないと、「180万円の罰金及び逮捕」だそうです。
日本の「労働基準法」だって、原則としては「1日8時間労働」ですし、残業時間だって、大雑把に言えば「1日2時間」のルールがあります。(所謂36協定で別段の取り決めをする必要がありますが)
だから、ルール上は日本とドイツはさほど違いは無いのです。
なのに、ドイツ人から見ると日本人は働きすぎ。
これって、どういうことなんでしょうねえ?
多分、「ON」と「OFF」の切り替えの違いではないでしょうか?
つまり、「仕事は仕事、遊びは遊び」という区別をしっかりしているのがドイツ人。その区別が曖昧になっているのが日本人。
そして、もう一つ。
これは番組内で語られていたのですが、「日本人は仕事の中に喜びを見つける」というもの。
もちろん、これが日本人独特の習性であるのかは不明です。
たまに耳にしませんか?
「仕事が趣味みたいなものだから」って言葉。
これは本心でしょうか?どちらかというと、”諦め”にも似た感情から出ている言葉なのではないでしょうか?
これと似た言葉に、「趣味を仕事にしているから」というのものありますね。
ただ、両者はかなり違う意味ですが・・・。
結局、ドイツ人は「仕事をするというのは、あくまでも人生を楽しむ為に必要な金銭を手に入れる手段である」と考え、日本人は、「仕事は人生の一部である」と考えているということなのではないでしょうか?
ちなみに私は、「働かずに遊べるなら、それが最高に決まってる。だけど、私が仕事をしたことで喜んでもらえたら、それも最高に嬉しい。」ですかね。