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今日は、法律を学ぶ方へのおススメの本をご紹介。

私は最初から行政書士を目指して法律の勉強に取り組んだわけではありませんでした。

なんとなく、「法律関係の仕事がしてみたい。」と思ったことが始まりです。
ですから、目指す資格が具体的に定まっていたわけではありませんでした。

そんな頃に、私がバイトをしていた会社のオフィスがあるビルの同じフロアに入居していた法律事務所の先生とお話しする機会がありました。

その時にそのその先生が仰ったのは、「とりあえず民法の勉強を始めたらどうか。」でした。

特に目指している資格があるわけではないけど、将来法律を扱う職業に就きたいのであれば、まずは民法を勉強しなさい。と言うのです。

その先生の自論が、「民法は全ての法律に通ず」であったこともあるのですが、とにかく漠然と「法律関係の仕事がしたい。」と考えていた私にとっては、一筋の光が射したような気がして、そこから民法の勉強を始めたのでした。

最初は、その先生に薦められた本(所謂、ダットサンと呼ばれるあれです)を使っていたのですが、私には難しすぎでした。そこから何冊か使いましたが、どれも私の肌には合いませんでした。そして試行錯誤を繰り返しているうちに出会ったのが、今日ご紹介する参考書です。
(前置き長!)



  タイトル:成川式・択一六法(民法編)
  著者:成川豊彦(監修)
  出版社/メーカー:早稲田経営出版
  メディア:単行本







この本は、司法試験を目指す方に向けて創られた参考書です。もちろん、私が使ったのは2008年度版ではありません。

この本は、逐条式に構成されていて、まず条文があり、その次に”条文の趣旨”や”様々な要件や効果”、”判例”などがまとめられています。

司法試験受験者に向けたものではありますが、民法を学ぶという視点から見てもいい参考書だと思います。

ちなみに私は現在でも仕事において民法を調べる時には六法全書ではなく、この本を開いています。

個人個人が自分にあった参考書を使うのが最も大切なことではありますが、本屋さんで見かけたらとりあえずパラパラとページをめくってみて下さい。