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社会保険庁の職員などと名乗り、「年金を支払いたい」と銀行の口座番号を聞き出そうとする不審な電話が相次いでいる。


電話の内容は、
「年金が少なく支払われたので、通帳の番号を教えて欲しい。」
「年金の保険料を多く納めているので返還したい。」
などと話し、銀行の口座番号を聞き出そうとするものです。

銀行の口座番号を話すぐらいであれば、さほど問題はないように思いますが、口座番号を聞き出すぐらいでは済まないでしょうねえ。

多分、コンビニのATMを使った”還付金詐欺”の一種でしょう。

”還付金詐欺”については、こちらを。

要するに、口座に入金するから、コンビニのATMへ行って下さいと言われ、その前から相手方に電話。
その電話でATMの操作方法を説明され、言われた通りに操作すると、いつのまにか相手方の口座にお金を振り込んでしまうという詐欺。

年金受給者は当然お年寄り。
機械の扱いに不慣れなお年寄りを騙そうとする悪質なものです。

まだ、年金還付に関する詐欺に遭ったという報告は無いそうです。
したがって、今から掛ってくる社会保険庁を名乗る不審な電話に注意すれば、被害に遭わなくて済みます。

今の日本は年金問題で大騒ぎ。
社会保険庁に対する問い合せの電話は鳴りっぱなし。
猫の手も借りたいぐらいの大忙しです。

そんな社保庁からわざわざ、年金の支払いについて電話をしてくるはずがない!

しかも口座番号を聞く事なんて絶対にありえません!

あやふやなことには絶対「YES」と言ってはいけません!
不審な電話が掛ってきたら、社会保険庁に問い合せしてください。
きっと「そんな電話してません。」って答えが返ってくると思いますよ。