昨日、松本歯科大学で行われた星野仙一氏の講演会に行ってきました。

もともと私にとっては憧れの存在でしたが、昨日の話はなるほどと思わされることが沢山ありました。

講演時間は１時間とちょっとでしたが、なかなか濃密な時間でした。

当然、野球の話が中心でしたが、途中で氏独特の教育論まで話が及びました。

その中でも印象に残っている言葉を少々。

「今の世は、まともなことを言うと毒舌だと言われることがある。」

これはなんとなく分かりますねえ。
確かに直接的な表現が嫌われる傾向にあるような気もするし、正しいと思ったことを言うのに戸惑ったりすることがありますからねえ。

「運のある人は人間が好き。」

もう少し正確に言うと、他人に対する好き嫌いの無い人は運がいい。という意味のようです。
もちろん、全ての人をウエルカムする方はほとんどいないと思いますが、これは私にとってはなかなか難しいことだなあと感じています。ムシズがはしるほど嫌いな人っていますからねえ。

「私の今があるのは野球のおかげ。」

まあ、これは野球を引退した後の人生が上手くいっている人なら誰でも言いそうな言葉ですが、やはり、一つのことに必死になって打ち込んだ人にしか言えない言葉でしょうね。

まだまだ駆け出しの私には羨ましい言葉でもあり、目指すべき言葉でもあると思います。

星野監督のようなメリハリのある生き方ができるよう日々努力ですね。

いや～それにしても格好よかったなあ。