ビールは水分??
30℃を超えるような夏日もありますが、まだ6月に入ったばかりなのですね...。
いよいよ、夏!!待ってました!ビールのおいしい季節です。
先日、ラジオを聞いていたら
「汗をたっぷりかいた後、ビールをごくごく飲んだら具合が悪くなってしまいました」
という方のメールを紹介していました。
すかさずラジオの方が
「それはダメですね!水か麦茶を飲まないと!!」と。
すると一緒に聞いていた主人が
「なんでビールは水分じゃないの??」と。
ビールを「命の水」と呼んでる主人ですから、
汗かいた後はビールでしょっ!納得いかない!というわけです。
わかりますけどね。
外で庭仕事したり、草刈りしたり、まき割りしたり、子供と遊んだり...たっぷりあせかいたら、シャワー浴びて冷えたビールゴクゴクっと飲みたいですよね。
そもそも、ビールってアルコールと水です。
だからビールでも水分補給になりそうなものですが、
ビールに限らずアルコールには利尿作用があります。
水分がおしっことしてどんどん出てしまうわけです。
ビールを1L飲むとおしっこが1.5L出ると聞いたことがあります。
それから、アルコールが肝臓で分解されていく時に大量に体の中の水分を使うそうです。
ビール好きな方は経験あると思います。
飲んだ後、ものすごくトイレが近くなって、のどもすごく渇きますよね。
そんな理由で、ビールでは水分補給はできないようです。
あせをかいたり、のどが乾く前からこまめにお水や麦茶、経口補水液でしっかり体に水分を入れる!
その後ビールを飲んだ方がいいですね。
山登りが趣味の主人は、山の雑誌に
「ビールでは水分補給になりません!」と上記の理由が書いてあったそうで、私の説明を聞くよりあっさりと納得したようです。
水分補給をしっかりしてから!今日もビールいただきまーす。お疲れ様でーす。
本店 薬剤師 中山香織