この時期、中学生が職場体験に来てくれます。
この日は穂高東中学の2年生7名が2日間の職場体験に訪れてくれました。
病院では様々な職種の人が働いています。したがって体験のスケジュールも2日間びっしりです!
まずは、ベットメイキングの練習から始まり、
新生児室へ
赤ちゃんの心音を聞いています。
「生まれたばかりの赤ちゃんは頭の骨がくっついてないので、頭頂部がペコペコしています。大事にね」と助産師さんから説明を受け、実際にそっと触ってみます。
そして、大事に大事に抱っこ
「こわっ!」「小さい!」「あったかい」などいろいろな感想が聞けました。命の重みも感じられたかな?
もう一方のチームは、透析室へ
ここでは、臨床工学技士さんに人口透析とは?という説明を受けています。
透析で使用する特殊な針と模型を使って、穿刺にも挑戦しました。
次は、手術室へ。
オペ着に着替えて「似合う?」
ここでは、麻酔科の先生が、手術中の患者さん管理について説明をしてくれます。
患者役も生徒さんが体験します。あっという間に心電図やらパルスオキシメーターなどの器械を装着され手術台に。
麻酔科ドクターは、手術中の患者さんの血圧、酸素濃度や、心拍数、体温などを常に記録して状態に異変がないかをチェックしています。
普段はなかなか立ち入れない手術室で貴重な体験ができたのはないでしょうか。
2日間の体験学習は1時間刻みの盛りだくさんのスケジュールです。忙しい!忙しい!
今日は放射線科の様子から。
(放射線科の写真のみ穂高西中の皆様です)
これは、胃のレントゲン写真を撮る機器です。
バリウムが胃にまんべんなくいきわたるよう、そして様々な角度から撮影するために、この台が水平になったり、頭が下がったり、バーでお腹をグイグイ押されたり・・という動きを体験してもらいました。
ちょっとしたアトラクション気分で、大いに盛り上がる現場でした。
薬剤科では、薬の分包器を動かす体験。
中身はラムネやタブレッドなどのお菓子です。
これは、楽しい!
最後に、薬に間違いがないかのチェック。
もう一方のチームは検査科で血液型を調べる体験をしました。
この他にも、車椅子で動くということの難しさを実際体験してもらったり、療養病棟では患者さんの食事の際の車イス移動なども体験してもらいました。
以上、2日間の体験学習はいかがでしたでしょうか?
普段はなかなか体験できない事が多々あったのではないかと思います。
この体験が将来の夢のきっかけになればいいなと願います。いつか一緒に仕事ができれば嬉しいですね。