内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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ワクチンはお金がかかる?!
予防接種の費用
日本で接種できるワクチンは、定期接種と任意接種に分けることができます。
定められた期間内に接種する定期接種は、たいていは公費(無料)で実施されます。一方、任意接種は、ほとんどの場合、全額自己負担です。任意接種の費用は、ワクチンの種類や医療機関によって違いますが、何回か接種が必要なものもあるので、決して安い金額ではありませんね。でも、ワクチンで予防するのと、何もせずにVPDにかかるのと、一体どちらが「お得」なのでしょうか?
家計への影響は?
子どもがVPDにかかると、家計に大きな負担がかかります。たとえば、単に通院・入院の医療費だけでなく、それに伴ってさまざまの出費がかさみます。また、本来得ることのできたはずであろう収入を、仕事を休むことによって失うことになり(「逸失利益(いっしつりえき)」といいます)、その差額は大変大きくなります。さらに、実際にかかった出費だけでなく、家庭での看護や病院での付き添いなどの負担もお金に換算すると、大きな金額になります。これらは「間接医療費」と呼ばれて、多くの場合、直接医療費より高くなります。
ワクチン接種のための費用とVPDにかかった時の費用を比べると、後者の方が大きいのです。このため、ワクチン接種は経済的な点だけで考えても、有用と言われています。
もし、子どもが麻しん(はしか)にかかってしまったら…
・仕事を休むためにお父さん・お母さんが得られない収入(10日から2週間程度)
・通院費用、交通費(タクシー代など)
・入院費用、個室差額料、付添者の食事代など
・兄弟姉妹にうつると、2倍、3倍の負担となる
・後遺症を残せば、一生通院や入院が必要となることもある
・お母さんやお父さんなどおとなでも、うつると亡くなってしまうこともある
そして何より、決してお金には換算できないことですが、お父さん、お母さん、ご家族のみなさんの心理的損失は多大なものです。
すべての子どもたちがワクチンを受けられるために
もし国が、子どもたちにとって必要なワクチンを法定の予防接種にすれば、任意接種を含めた多くのワクチンがもっと受けやすくなります。
医療費の増加が問題になっていますが、みんながワクチンを受けてVPDにかかる人が減れば、医療費を減らすことができます。間接医療費も合わせれば、ワクチン接種にかかる費用より安くすみます。家庭だけでなく、国にとっても、経済的負担が軽くなるのです。米国では、大統領が「予防接種を推進したために、国民の命と健康が守られ、医療費だけでなく、間接医療費までも大幅に削減できた」と演説しているくらいです。
何より、大切な子どもたちの命と健康を守ることができます。少子化が問題になっていますが、かけがえのない子どもたち一人ひとりを大切に育てていくことは、とても重要なことです。
現状ではせめて、任意接種のワクチンに公費の補助があるとありがたいですね。どうしたら実現できるか、みんなで考えていきましょう。
http://www.know-vpd.jp/vc/vc_cst.htm
日本の子どもたちを守るため、どうかVPDを知ってください。
VPDは、子どもたちの命にかかわる重大な病気。日本では、毎年多くの子どもたちが、ワクチンで予防できるはずのVPDに感染して、重い後遺症で苦しんだり、命を落としたりしています。 世界中に数多くある感染症の中で、ワクチンで防げる病気—VPD—はわずかです。 防げる病気だけでも予防して、大切な子どもたちの命を守りましょう。
http://www.know-vpd.jp/
長野県感染症情報 (2018年(平成30年)第20週)
(2018年5月14日 ~ 2018年5月20日)
定点把握感染症届出状況
1 感染性胃腸炎 6.26
2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3.83
3 突発性発しん 0.48
4 インフルエンザ 0.45
5 咽頭結膜熱 0.24
5 ヘルパンギーナ 0.24
https://www.pref.nagano.lg.jp/…/kansensho/joho/documents/20…
福祉医療費給付事業について
平成30年8月診療分から市町村が定める一部の方(子ども等)に「現物給付方式」を導入します。
平成30年8月から、市町村が定める一部の方(子ども等)を対象に、医療機関等の窓口で被保険者証とともに福祉医療費受給者証を提示することにより、受給者証に記載された一定の自己負担金をお支払いいただくことで、医療サービスを受けられる「現物給付方式」を導入します。(※)
対象となる方については、新たに市町村から受給者証が交付されます。
○現物給付の対象となる医療費.......医科、歯科、調剤及び訪問看護療養費
○現物給付の対象外.....柔道整復の施術に係る療養費、県外の医療機関等へ受診した場合、医療機関の窓口で受給者証を提示しなかった場合など
(※)現物給付方式の対象とならない方については、引き続き、窓口でいったん医療費を支払った後、市町村から医療費助成がなされる、現行の「自動給付方式(償還払い方式)」となります。
https://www.pref.nagano.lg.jp/…/fukushi/fukushi/hojokin.html
医薬品卸業2社からの連絡
MR(麻疹・風疹)混合ワクチンの卸倉庫内に在庫無し。
製造メーカーからの次回出荷が6月中旬になる見込み。
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次の入荷があるまでは、現在の医療機関在庫量でのワクチン接種となります。
ご希望の方は、お早めに予約をお願いします。
お急ぎではない方は、6月中旬以降、お問い合わせください。
欠品中の麻疹ワクチンの製造は年2回で、次回出荷は今年度秋以降になる見込みです。
自費の4項目ウイルス抗体検査 1点=10円
参考:診療報酬医科点数表(平成30年4月改訂)
(初再診料)
初診料 282点 機能強化加算 80点(初診時)
小計 362点
再診料 72点 外来管理加算 52点 時間外対応加算2 2点 明細書発行体制加算 1点
小計 127点
結果を電話で知りたい方は、
電話等再診料 72点
(検査判断・手技料)
免疫学的検査判断料 144点
静脈採血 30点
(検査料 SRL(株)外注)
麻疹ウイルス HI(2-4日)、NT(7-11日) 79点
麻疹ウイルス IgG EIA(2-4日) 219点
(麻疹ウイルス IgM EIA(2-4日) 219点)
風疹ウイルス HI(3-5日) 79点
風疹ウイルス IgG(2-4日) EIA 219点
(風疹ウイルス IgM EIA(2-4日) 219点)
水痘・帯状ヘルペス CF(3-5日)、IAHA(3-6日) 79点
水痘・帯状ヘルペス IgG EIA(2-4日) 219点
(水痘・帯状ヘルペス IgM EIA(2-4日 219点)
ムンプスウイルス HI(3-5日)、NT(7-13日)、CF(3-5日) 79点
ムンプスウイルス IgG EIA(2-4日 219点
(ムンプスウイルス IgM EIA(2-4日 219点)
(文書料)
院外文書料 540点
院内文書料 324点
結果や書類の郵送をご希望の方は、
別途郵送事務手数料 108点
(検査例)
麻疹ウイルスIgG 所要日数2-4日 初診・検査7550円 再診・結果説明 1270円 2日間合計 8820円
(注意)
現在、いづれかのウイルス感染症に自然感染し発病している方は、保険請求が出来ますが、同一検体について同一ウイルス に対する複数の測定方法を行った場合、1項目分しか算定できません。
同一ウイルスについてIgG型ウイルス抗体価及びIgM型ウイルス抗体価を測定した 場合にあっては、いずれか一方の点数を算定する。
中学、高校の同級生が、NHKに取り上げられました。
有賀均さん
安曇野のわさび農家。2013年全国のわさび品評会で長野で初めて最高賞の農林水産大臣賞を受賞。わさび栽培25年のベテラン。「安曇野わさびは、すりおろしたときの色や辛みが絶品。味では絶対に負けません」と語る。
2018年05月06日 放送 うまいっ!
(再放送は2018年5月11日 午前3時40分-4時10分)
辛い!甘い?世界のわさび (長野・安曇野市)
今回は静岡と並ぶ一大生産地、安曇野のわさび。その特徴は刺激ある辛さと香り立つ風味、そして強い甘味です。タレントの中村昌也がわさび農家の現場を訪ね、おいしさの秘密に迫ります。さらにわさび料理自慢のお宅を訪ね安曇野の春の味覚、わさびの花を使ったこだわりの料理をいただきました。そしてわさびは今や国際色豊かな食材。安曇野のレストランでわさびを使った絶品スイーツに出会いました。
http://www6.nhk.or.jp/umai/archive/archive.html?fid=275
抗菌薬
乳幼児は服用注意を アレルギー発症率1.7倍
https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00m/040/187000c
毎日新聞2018年5月2日 06時45分(最終更新 5月2日 06時45分)
抗菌薬を服用した乳幼児は、服用経験のない乳幼児より、ぜんそくで1.72倍▽鼻炎で1.65倍▽アトピー性皮膚炎で1.4倍--リスクが高かった。中でも、多種類の細菌に効くタイプの第3世代セファロスポリン薬は、効く細菌の種類が少ないペニシリンと比べ、ぜんそくで1.63倍、鼻炎で3.14倍高かった。
国立成育医療研究センター
https://www.ncchd.go.jp/news/2018/20180502.html
#抗菌薬適正使用
麻疹ウイルス抗体検査や麻疹ウイルス予防ワクチンは、保険適応外(自費)となります。
麻疹ウイルス HI 所要日数3-5日 初診・検査 6140円 再診・結果説明 1270円 2日間合計 7410円
(SRLでは、検査試薬供給不足のため、2018/05/08から検査受託一時中止。)
麻疹ウイルスIgG 所要日数2-4日 初診・検査7550円 再診・結果説明 1270円 2日間合計 8820円
麻疹ウイルスワクチン(メーカーからのワクチン供給制限中) 6480円
麻疹・風疹ウイルス混合ワクチン 9820円
#麻疹ウイルス抗体検査
#麻疹ウイルス予防ワクチン
麻疹の流行に伴い、
麻しんワクチンが不足し、
麻しん風しん混合ワクチンでの対応を余儀なくされていますが、
今度は麻しん抗体検査試薬が不足。
=====
2018/05/08から
SRL 麻疹ウイルス抗体検査
検査の急増により、
測定試薬の不足
検査受託一時中止
#麻疹 #抗体検査 #試薬不足
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/26/11020.html
#休日に具合悪くなったら
#夜間に具合悪くなったら
#休日・夜間急病医療案内サービス
#小児救急電話相談
2018/05/06
安曇野市休日当番医として
9時から17時まで
診療を行います。
お気軽にご利用ください。
通常の診療時間とは
異なりますので、ご注意ください。
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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