内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
HHCブログ
半分、青い
https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/special/column/03.html
鈴愛が発症したムンプス難聴と一側性難聴について、耳鼻咽喉科考証の池園哲郎さんに伺いました。
鈴愛は、なぜ左耳が聞こえなくなったのでしょうか?
おたふくかぜのウイルス(ムンプスウイルス)に感染し、その合併症の一つである「ムンプス難聴」が発症したためです。
おたふくかぜは、ほほの内側にある耳下腺(じかせん)が腫れて痛む、高熱が出るなどの症状で知られています。しかし3割程度の方は、ムンプスウイルスに感染しても、そうした症状が出ません。鈴愛さんも、このケースでした。
彼女の場合、ムンプスウイルスが左耳の内耳(耳の一番奥にある、音を感じとる部分)に侵入して細胞にダメージを与えたため、ムンプス難聴を急性発症し、後遺症が残りました。ムンプス難聴は、おたふくかぜ患者のうち、約0.01~0.5%に発症すると言われています。
ムンプス難聴になると、その後、自然に聴力が戻ることはないと考えられています。そして、有効な治療法もいまだ見つかっていません。ですので、おたふくかぜのワクチンを接種することが予防策にもなります。
沖縄県へのご旅行・ご出張を予定されている皆様へ
【2018 年 4 月 14 日更新】
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/press/documents/kankoqa180414_2.pdf
メディア等で連日報道されておりますように、現在沖縄県では広い範囲で麻疹(はしか)の流行が起こっています。
麻疹(はしか)は非常に感染力も強く、感染した場合、風邪のような症状が続いた後、高熱と発疹等の症状を示し、免疫がない人が感染した場合重症化することがあります。しかし、ワクチンを必要回数接種していれば、麻疹に感染する可能性はワクチンを接種していない人と比べるとはるかに低くなります。以下の点を留意していただき、ご対応いただいた上で安心して沖縄県へお越しください。
Q1.今の沖縄県の麻疹の流行状況はどうなっていますか?
A1.沖縄県の医療機関、自治体、保健所、衛生環境研究所、県庁では全力で麻疹の患者さんの把握を行っています。最新の状況は以下のサイトをご覧ください。なお、情報は随時更新されておりますのでご注意ください。
沖縄県保健医療部衛生環境研究所:「麻しん(はしか)患者の発生状況について」
http://www.pref.okinawa.lg.jp/…/k…/kansenjouhou/measles.html
Q2.これから沖縄へ行く予定ですが、どうしたらいいですか?
A2.まず、ワクチン接種歴をご確認ください。
1歳で1回、小学校入学前1年間の方以上の方は2回接種歴があれば問題なく旅行できます。もし回数が足りない場合はワクチン接種をご検討ください。
Q3.ワクチンを接種して沖縄に行きます!3日後出発ですが間に合いますか?
A3.ぜひ接種してからお越しください。ただし、ワクチンの効果を最大限に発揮させるにはワクチン接種後2週間経過してから来ていただくことが好ましいです。また、ワクチン接種後1週間程度経過した時期に(特に1回目の接種の際に)ワクチンの影響で
軽度の発熱や発疹を認めることがあります。そのため、早めのワクチン接種をよろしくお願いいたします。
沖縄県へのご旅行・ご出張を予定されている皆様へ
http://www.pref.okinawa.jp/…/ke…/press/kankou_qa_180413.html
メディア等で連日報道されておりますように、現在、沖縄県では広い範囲で麻しん(はしか)の流行が起こっています。
今回、沖縄県へのご旅行・ご出張を予定されている方向けに、麻しん(はしか)に関するQ&A を作成しましたので、ご参考にしてください。
観光客向けQ&A(PDF:184KB) 【2018年4月14日15:00更新】
Q&Aは随時更新します。
なお、沖縄県への渡航に関する相談については、沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課へお問い合わせください。
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穂高ハートクリニックでは、
麻しん風しん混合ワクチン
麻しんワクチン
等、予防接種を承っております。
接種希望者はご連絡ください。
穂高ハートクリニック
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診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
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