内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第11週)
(2017年3月13日 ~ 2017年3月19日)
●全数把握感染症
結核2例、潜在性結核4例、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1例、後天性免疫不全症候群1例、侵襲性インフルエンザ菌感染症1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数は定点当たり11.14人で6週連続減少しました。県内11保健所のうち注意報レベル(定点当たり10人)を上回っているのは上田、諏訪、伊那、長野、北信の5保健所です。
感染性胃腸炎(ロタウイルス)の届出数が増加しています。例年3月から5月頃にかけて増加する傾向がありますので、今後の動向に注意が必要です。
インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ150名(長野県内 969例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 1
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 13
感染性胃腸炎 101
水痘 1
手足口病 0
伝染性紅斑 1
突発性発疹症 5
百日咳 1
ヘルパンギーナ 0
流行性耳下腺炎 7
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 0例
感染性胃腸炎 1例
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第11週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-10w.pdf
麻しん(はしか)患者の発生について
長野県(健康福祉部保健・疾病対策課)プレスリリース平成29年(2017年)3月23日
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/happyou/290323_measles.html
3月20日、伊那市内の医療機関から伊那保健福祉事務所(保健所)に、発熱、咳、発疹等を訴えて受診した患者について麻しんと臨床診断したとの届出があり、環境保全研究所で遺伝子検査を実施したところ、本日、陽性であることが判明しました。
この届出に基づき、現在伊那保健所では患者の行動や接触者等について調査中ですが、接触者が特定できない施設について公表し、当該施設を利用された方に対し、注意喚起をするものです。当該施設を利用された方で、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、速やかに受診してください。
なお、以下に示した時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。今後も安心してご利用ください。
麻しん患者が利用し、接触者を特定できない施設
感染の可能性のある時間帯※
施 設 名
所 在 地
3月18日(土曜日)午前
イオン箕輪店
上伊那郡箕輪町大字中箕輪9025
3月18日(土曜日)午前
セブンイレブン塩尻北店
塩尻市大字広丘吉田字道東1008-5
3月18日(土曜日)正午~午後
上信越自動車道小布施ハイウウェイオアシス内お食事処
上高井郡小布施町大島601
3月18日(土曜日)夕方~3月19日(日曜日)午前
小布施温泉 あけびの湯
上高井郡小布施町雁田1311
※この時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。今後も安心してご利用ください。
この時間帯に施設を利用された皆様へ
症状から「麻しん(はしか)」が疑われる場合、必ず事前に医療機関に連絡の上、速やかに受診してください。
また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。
心配なこと等ありましたら、最寄りの保健所にご連絡ください。
※麻しんの症状等
ウイルスに感染すると無症状の時期(約10日~12日)を経た後、発熱、せき、鼻水、結膜充血等で始まり、頬の内側の粘膜に灰白色の小斑点(コプリック斑)が現れます。その後、赤い小さな斑状発疹が、耳の後ろ、顔面から出始め次第に下方へと広がります。
患者の概要、患者確定までの経過等
20歳代 女性 上伊那郡在住
3月4日 インドネシア(バリ島)から帰国
3月18日 発熱(37.5℃以上)、咳、鼻水等の症状が出現
3月20日 伊那市内の医療機関を受診、医療機関から麻しん患者(臨床診断例)として届出
3月23日 環境保全研究所による遺伝子検査の結果、麻しんと確定
Q.おたふくかぜワクチンとおたふくかぜの自然感染について、合併症の頻度はどのくらい違うのでしょうか。
A.おたふくかぜワクチンは弱毒生ワクチンですので、耳下腺の腫脹等自然感染のおたふくかぜに似た症状が出ることがあります。そのおおまかな頻度は表のとおりで、自然感染に比べると頻度は低くなっています。無菌性髄膜炎(Q2)、難聴(Q3)、精巣炎(Q7)についての詳細は以下の Q&A に示します。
http://www.wakutin.or.jp/medical/pdf/qa_2016.pdf#page=223
おたふくかぜが、流行っています。
自然感染する方がよいか、ワクチン接種した方がよいか、保護者の方々が判断してあげてください。
最も注意すべきは感音性難聴で自然感染だと200人~1000人にひとりと無視できない割合でおこります。片側の難聴が多いですが、多くは治りません。生ワクチンなのでワクチンでも起こりえますが一説では600万から800万人にひとりと非常に低い割合です。
こどもがおたふくかぜにかかり、感音性難聴なることを看過してはいけないと思います。
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第10週)
(2017年3月6日 ~ 2017年3月12日)
●全数把握感染症
結核2例、潜在性結核4例、腸管出血性大腸菌感染症(O血清型不明)1例、A型肝炎1例、レジオネラ症1例、アメーバ赤痢1例、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数は定点当たり13.24人で5週連続減少しました。県内11保健所中、9保健所管内では依然として注意報(定点当たり10人)あるいは警報(同30人)レベルを上回っており、しばらくの間は注意が必要です。
インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ200名(長野県内 1152例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 1
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 23
感染性胃腸炎 102
水痘 7
手足口病 1
伝染性紅斑 3
突発性発疹症 4
百日咳 0
ヘルパンギーナ 0
流行性耳下腺炎 7
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 0例
感染性胃腸炎 0例
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第10週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-10w.pdf
北安曇郡内の小学校に通う児童から、
インフルエンザB型
マイコプラズマ抗原が
同時に検出されました。
安曇野市内の保育園児から
インフルエンザA型
マイコプラズマ抗原が
同時に検出されました。
マスク、手洗いで予防に心がけましょう。
花粉症によるアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、喘息様の咳を訴える方々が増加しています。
抗アレルギー薬、抗アレルギー点眼薬で予め準備しましょう。
日常のクリニック業務を終わらせてから、
安曇野市の夜間急病センター勤務に就いています。
昨夜は、
安曇野市内中学校の生徒、松本市内の中学校に通う生徒からインフルエンザA型が検出されました。
トラベラーズワクチンについて
渡航者用
海外赴任、出張、留学、旅行など
短期、長期ステイなど
渡航前に確認し、
余裕を持って
予防接種の計画をたてましょう。
参考:
国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター トラベルクリニック
https://www.travelclinic-ncgm.jp/21-%E3%81%8A%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A1%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86/
水痘ワクチンの効能又は効果
水痘及び50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防
https://medical.mt-pharma.co.jp/intro/bsi/
水痘(みずぼうそう)ワクチンの接種を受けられる方へ
https://www.takedamed.com/support/shiryou/pdf/3-5-0905.pdf
帯状疱疹の予防接種を受けられる方へ
https://www.takedamed.com/support/shiryou/pdf/3-5-0906.pdf
トラベラーズワクチンとしてのA型肝炎ワクチンの必要性
A型肝炎流行国への出張や旅行(短期渡航)、赴任や留学等(長期渡航)の前には、A型肝炎ワクチンの接種が勧められます。
通常、1 回 0.5mL ずつを 2 ~ 4 週間隔で 2 回、筋肉内又は皮下に接種します。さらに、初回接種後 24 週を経過した後に 0.5mL を追加接種します。
免疫の賦与を急ぐ場合には、0.5mL ずつを 2 週間隔で 2 回、筋肉内又は皮下に接種します。しかし、長期に抗体価を維持するためには 3 回目の追加接種が望まれます。
平成 25(2013)年 3 月には、国内ではそれまで適応外だった 16 歳未満の使用について承認されました。接種対象の年齢制限は添付文書上なくなりました。
http://www.wakutin.or.jp/medical/pdf/qa_2016.pdf#page=229
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第9週)
(2017年2月27日 ~ 2017年3月5日)
●全数把握感染症
結核7例、潜在性結核2例、レジオネラ症1例、急性脳炎1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数は定点当たり18.37人で4週連続減少しましたが、県内全ての保健所管内で注意報(10人)又は警報(30人)レベルを上回っており、しばらくの間は患者数が多い状況で推移するものと思われます。
感染性胃腸炎(ロタウイルス)の届出数が増加しています。例年3月から5月頃にかけて増加する傾向がありますので、今後の動向に注意が必要です。
インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ216名(長野県内 1598例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 2
咽頭結膜熱 1
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 12
感染性胃腸炎 80
水痘 1
手足口病 0
伝染性紅斑 0
突発性発疹症 1
百日咳 0
ヘルパンギーナ 0
流行性耳下腺炎 4
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 0例
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第9週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-09w.pdf
大腸内視鏡検査 体験記
潰瘍性大腸炎の経過観察のため、
(中学校、高校の同級生の)穂高病院 院長 古屋直行先生の
下部消化管内視鏡検査に行って来ました。
前の日の夜
19時まで食事可能
以後絶食、20時にヨービスという下剤を飲みました。
検査当日
7時から経口腸管洗浄液モビプレップを飲み始めました。
そのうち、排便があり、徐々に透明になります。
腸が空になる感覚。
病院へ
予約時間に穂高病院で受付し、
内視鏡検査室へ。
検査着に着替え。
大腸内視鏡検査
検査台に仰向けで寝て
右肘内側の皮静脈にドルミカムを注射され
酸素飽和度モニターを左手の人差し指につけ
左側臥位になった所で、
・・・・・記憶や、苦痛、痛みがない
眠っている間に、
15分後には検査が終わり
着替えて
検査結果の説明を聞いて、
会計に。
今回の結果は、
潰瘍性大腸炎は修復されており、
異常なし。
とりあえず、
今の時点では癌化していなかった。
今後の方針
また2年後に、
検査予定となりました。
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第8週)
(2017年2月20日 ~ 2017年2月26日)
●全数把握感染症
結核4例、潜在性結核2例、アメーバ赤痢1例、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例、水痘(入院例)1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数は定点当たり26.11人で3週連続減少しましたが、上田、木曽、大町保健所管内では前週より増加しました。しばらくの間は患者数が多い状況で推移するものと思われますので、手洗いをこまめに行うなどの感染予防を心がけるとともに、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診し、十分な休息を取りましょう。
インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ276名(長野県内 2272例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 1
咽頭結膜熱 2
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 8
感染性胃腸炎 104
水痘 1
手足口病 0
伝染性紅斑 3
突発性発疹症 6
百日咳 0
ヘルパンギーナ 1
流行性耳下腺炎 7
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 0例
感染性胃腸炎 0例
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第8週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-08w.pdf
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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