内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ

HHCブログ

2017/01/26 10:53

アレジオン点眼液 参天製薬

 抗アレルギー点眼剤アレジオン®点眼液0.05%は、製剤改良により、防腐剤ベンザルコニウム塩化物が不配合、すなわちBAKフリーとなりました。

 点眼薬には細菌の汚染を防ぐために防腐剤が用いられています。その約60%がBAKです。BAKが多く用いられる理由としては、保存効力が高いこと、水に溶けやすく化学的に安定していることがあげられます。

 しかし、その一方でBAKによる角膜上皮障害の発現が報告されています。
このBAKを含まないBAKフリーの抗アレルギー点眼薬がアレジオン®点眼液0.05%です。アレジオン®点眼液0.05%は、製剤改良で防腐剤をベンザルコニウム塩化物からホウ酸に変更しました。

 アレジオン®点眼液0.05%はBAKフリーになったことで、コンタクトレンズに関する使用上の注意が削除されました。

 BAKはソフトコンタクトレンズへの吸着が報告されていたため、これまではソフトコンタクトレンズ装用時の点眼は避けるようにと注意がありましたが、改良アレジオン®点眼液0.05%は、BAKフリーであるため、これらの注意が削除されたのです。

 実際、アレルギー性結膜炎患者さんにコンタクトレンズを装用したままアレジオン®点眼液0.05%を1回1滴、1日4回、8週間点眼してもらった結果、
 眼そう痒感、結膜充血、フルオレセイン角結膜染色スコアは、点眼4週時点で有意に低下し、結膜充血、フルオレセイン角結膜染色スコアについては8週時点でさらなる改善を認めました。本試験において有害事象は認められませんでした。
 また、患者アンケートの結果、コンタクトレンズを装用したまま点眼治療を行えることについては、94.4%の患者さんが「とても満足」、「満足」と回答しました。

 アレジオン®点眼液0.05%は、小児に対しても有用な治療選択肢のひとつとして期待できます。

 アレルギー性結膜炎でお困りの患者さんにBAKフリーとなったアレジオン®点眼液0.05%を、ぜひご検討ください。

2017/01/26 9:36

「インフルエンザ警報」を発令しました
長野県(健康福祉部保健・疾病対策課)プレスリリース平成29年(2017年)1月25日
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/happyou/170125_influenza.html

平成29年第3週(1月16日~22日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点当たり患者数が32.02 人(定点数/87か所、患者数/2,786人)となり、警報発令基準の30人を上回ったことから、インフルエンザ警報を発令しました。

次の点に留意して、「かからない」、「うつさない」ように十分注意し、感染拡大防止に努めてください。

かからないようにするために
手洗いをこまめに行いましょう。
人混みへの外出を控えましょう。やむを得ず人混みに入るときにはマスクを着用しましょう。
十分な栄養や睡眠により、体力や抵抗力を高めましょう。
乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度を保ちましょう。

うつさないようにするために
具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
かかってしまったら早めに休養し、睡眠を十分とりましょう。
水分を十分に補給しましょう。
咳やくしゃみがある場合にはマスクを着用するなど、咳エチケットを心がけましょう。
学校や職場は早めに休みましょう。

2017/01/26 8:48

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第 3週)
(2017年1月16日 ~ 2017年1月22日)

●全数把握感染症
結核5例、潜在性結核2例、侵襲性インフルエンザ菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例、播種性クリプトコックス症1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数が定点当たり32.02人となり、警報発令基準である30人を上回ったことから、インフルエンザ警報を発令しました。県内全ての保健所管内で注意報(10人)又は警報基準を上回っています。手洗いをこまめに行うなどの感染予防を心がけ、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診しましょう。
感染性胃腸炎は2週連続で増加しています。引き続き手洗いの励行など感染予防に努めてください。

インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html

インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ522名(長野県内2786例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 3
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 12
感染性胃腸炎 184
水痘 2
手足口病 6
伝染性紅斑 1
突発性発疹症 7
百日咳 0
ヘルパンギーナ 0
流行性耳下腺炎 8

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 2例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第 3週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-03w.pdf

2017/01/24 11:16

安曇野赤十字病院 整形外科病棟
インフルエンザ発生のため病棟閉鎖

との連絡が来ました。

インフルエンザの予防に、マスク、手洗いに努めましょう。

1月30日 病棟閉鎖は解除されたようです。

2017/01/24 9:16

 季節性インフルエンザワクチン予防接種は、1月31日までで終了となります。希望者は1月31日までに接種を済ませてください。
(2月1日以降、ワクチンは業者からのお取り寄せとなり、割高になります。卸に在庫がない場合は入手できません。)

2月1日以降のインフル予防接種価格
1mlx2本入り 納入希望価格6000円の場合
(6000円+接種手技料3000円x接種人数(1-4人))x1.08 円
1mlx1本入り 納入希望価格3000円の場合
(3000円+接種手技料3000円x接種人数(1-2人))x1.08 円
いずれも、開栓後当日廃棄となります。

インフルエンザ予防投与 
イナビル4吸入(2日分で10日間程度予防)8950円
リレンザ20吸入(10日分)8070円
予防に用いる場合は、原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象とする。
(1)高齢者(65歳以上)
(2)慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
(3)代謝性疾患患者(糖尿病等)
(4)腎機能障害患者

2017/01/24 8:42

 穂高ハートクリニックの近隣では、
学級閉鎖が増加してきています。
先週はマイコプラズマ陽性、
今週はインフルエンザA型陽性の方が、
急増しています。

 クリニックの業務を終らせてから、
今晩は安曇野市夜間急病センターの勤務に就きました。
こちらでも、インフルエンザ様の方がお見えになっています。

 季節性インフルエンザワクチン予防接種は、1月31日までで終了となります。希望者は1月31日までに接種を済ませてください。
(2月1日以降、ワクチンは業者からのお取り寄せとなり、割高になります。卸に在庫がない場合は入手できません。)

2017/01/19 9:16

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第 2週)
(2017年1月9日 ~ 2017年1月15日)

●全数把握感染症
結核4例、潜在性結核1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、梅毒1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザは前週より増加しました。大町地域を除く地域で注意報発令基準(定点当たり10人)を上回り、上田地域では警報発令基準(定点当たり30人)を超えています。手洗いをこまめに行うなどの感染予防を心がけ、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診しましょう。
感染性胃腸炎は前週より増加しています。引き続き手洗いの励行など感染予防に努めてください。

インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html

インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ185名(長野県内1369例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 7
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 11
感染性胃腸炎 137
水痘 3
手足口病 6
伝染性紅斑 1
突発性発疹症 2
百日咳 0
ヘルパンギーナ 1
流行性耳下腺炎 14

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第 2週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-02w.pdf

2017/01/13 11:24

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
2017年1月2日 ~ 2017年1月8日 第1週

●全数把握感染症
結核2例、潜在性結核2例、レジオネラ症3例、アメーバ赤痢2例、急性脳炎1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、梅毒1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザの届出数が定点当たり11.07人となり、インフルエンザ注意報発令基準(定点当たり10人)を上回ったことから、1月11日(水)、インフルエンザ注意報を発令しました。今後1か月程度は大きな流行が懸念されますので、手洗いをこまめに行うなどの感染予防を心がけ、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診しましょう。
感染性胃腸炎は前週より減少しましたが、引き続き手洗いの励行など感染予防に努めてください。

インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html

ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html

学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html


インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ124名(長野県内952例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 2
咽頭結膜熱 2
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 7
感染性胃腸炎 104
水痘 4
手足口病 13
伝染性紅斑 0
突発性発疹症 2
百日咳 0
ヘルパンギーナ 1
流行性耳下腺炎 19

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 4例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第 1週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-01w.pdf

2017/01/06 8:38

インフル、
大人のヒトから、
徐々に増えています。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/flu/topics/201701/549691.html?n_cid=nbpnmo_fbed
 インフルエンザの流行が拡大している。2016年12月25日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり8.38人と前週の1.7倍に増加した。新たに富山県、群馬県、秋田県、埼玉県など9都道県で注意報レベルの10人を超え、全域で注意報レベルに達したのは12都道県となった。各自治体は今後、大きな流行へと拡大する可能性があるとし、インフルエンザの予防・拡大防止策の徹底を呼び掛けている。

 2016年1月5日現在でインフルエンザ2016/17取材班が集計したところ、新たに富山県(14.31人)、群馬県(14.09人)、秋田県(13.76人)、埼玉県(13.37人)、北海道(12.22人)、福島県(11.40人)、神奈川県(11.01人)、東京都(10.58人)、茨城県(10.08人)で10人を超えた。既に注意報レベルに達していた福井県、沖縄県では患者数が増加した。この時点で12都県が全域で注意報レベルに達した。

 岐阜県、千葉県、岩手県、愛知県などでも9人を超えており、注意報レベルに迫っている。

 地域期には関東での流行が目立ち、北陸や東北、北海道でも患者が多くなっている。

 前週からの増加率を見ると、宮崎県(3.73倍)、佐賀県(2.62倍)、熊本県(2.55倍)など九州地方で加速している。このほか滋賀県(2.48倍)、秋田県(2.34倍)、山口県(2.33倍)、茨城県(2.30倍)、大分県(2.26倍)、鳥取県(2.20倍)、岡山県(2.08倍)、千葉県(2.04倍)までが2倍以上の増加となった。

 全域で注意報レベルに達していない自治体でも、地域によっては既に注意報レベルに達しているところもあり、岐阜県や広島県などでは注意報を発表し注意喚起を行っている。

推計患者数は累計で150万人に迫る
 国立感染症研究所の発表によると、2016年12月25日までの1週間の推計患者数は約51万人(95%信頼区間:50~52万人)だった。年齢別では、10~14歳が約8万人、5~9歳が約7万人、40歳代が約6万人、15~19歳、20歳代、30歳代がそれぞれ約5万人、0~4歳、50歳代、70歳以上がそれぞれ約4万人、60歳代が約3万人だった。今シーズン(2016年第36週以降)の累積の推計受診者数は約147万人となった。

2017/01/02 15:55

季節性インフルエンザワクチン予防接種は
10月1日から1月31日までです。

接種希望の方は、早めに接種を終わらせることをお勧めします。

2月1日以降、ワクチン在庫はなくなりますので、お取り寄せとなります。納入価格+3150円の接種手技料がかかります。割高になりますので、1月31日までの割安価格での接種をしてください。

2016-2017シーズン インフルエンザワクチン予防接種について
http://www.matsuaz.biz/hotaka-heart-cl…/…/1473993584232.html

2017/01/02 10:58

本日
平成29年1月2日(月)は、
安曇野市休日当番医として、
9時から17時まで
診療を行っています。

感染性胃腸炎
インフルエンザA型
インフルA+マイコプラズマ
マイコプラズマ
溶連菌感染症
等々

お大事になさってください。

プロフィール
医療法人泉会
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
特定検診
予防接種

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