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平成28年12月4日(日) 安曇野市 休日当番医 | Home | 衰弱したコハクチョウからH5型の鳥インフルエンザウイルス遺伝子
2016/12/06 10:26 | 印刷

抗アレルギー薬
http://answers.ten-navi.com/pharmanews/8124/

 新たに激戦市場に参入するのが、杏林製薬の「デザレックス」(一般名・デスロラタジン)と大鵬薬品工業の「ビラノア」(ビラスチン)です。いずれも11月18日に薬価収載され、即日発売されました。抗ヒスタミン薬単剤としては、10年12月発売の「ザイザル」以来、6年ぶりの新薬です。

 「デザレックス」はMSDが国内で開発を行い、製造販売承認を取得。MSDの関連会社と独占販売契約を結んだ杏林製薬が販売を担います。「デザレックス」の有効成分デスロラタジンは、「クラリチン」(ロラタジン)の代謝活性物。ロラタジンは肝臓で代謝されて代謝活性物デスロラタジンになり、効果を発揮しますが、「デザレックス」ははじめから代謝活性物のため、その分、効果が速やかに表れると期待されます。

 「ビラノア」もウリは効果発現の速さ。メーカーのホームページによると、スギ花粉による鼻症状を投与45分後から改善し、その効果は24時間持続したといいます。

気になる「眠気」の副作用は?

抗アレルギー薬で気になる副作用として「眠気」がありますが、これら2つの新薬はいずれも、添付文書に「眠気を催すことがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に注意すること」との注意書きはありません。ちなみに、主な抗ヒスタミン薬でこの注意書きがないのは、「アレグラ」「ディレグラ」「クラリチン」「デザレックス」「ビラノア」だけです。

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