内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年11月14日-11月20日 第46週
●全数把握感染症
結核1例、潜在性結核2例、アメーバ赤痢1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例、播種性クリプトコックス症1例、風しん1例の届出がありました。
●定点把握感染症
インフルエンザは定点あたり1.14人となり流行入りの目安となる1.0人を上回ったことから、流行期に入ったと考えられます。今後、患者数の増加が予想されます。
本日、「ノロウイルス食中毒注意報」が発令されました。感染性胃腸炎の報告数はこの2週間で急増しています。
いずれの疾患も、感染拡大防止には手洗いが有効です。石けんを使い、十分な手洗いをして感染を広げないように努めましょう。
インフルエンザ情報(季節性インフルエンザ)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ.html
ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/norovirus.html
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ2名(長野県内99例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 16
咽頭結膜熱 3
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 15
感染性胃腸炎 70
水痘 5
手足口病 5
伝染性紅斑 0
突発性発疹症 5
百日咳 0
ヘルパンギーナ 12
流行性耳下腺炎 16
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 4例
感染性胃腸炎 1例
長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第46週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-46w.pdf
長野市内で今季初ノロ集団発生(長野県)
長野市内の保育園でノロウイルス集団発生が確認された。保健所によると今月17日に園児17人と職員1人がおう吐や腹痛を訴え、うち4人の便からノロウイルスを検出。市内のノロ集団発生は今季初。同市内保育園ではインフルエンザ集団感染も確認されている。
[ 11/21 18:25 テレビ信州]
ノロウイルスやインフルエンザ注意呼びかけ NHK
長野市内の保育所で、園児17人と職員1人が下痢などの症状を訴え、このうち4人からノロウイルスが検出されました。
また長野市内の別な保育所では、インフルエンザの集団発生も報告され、長野市保健所は手洗いをするなど、予防を呼びかけています。
長野市保健所によりますと、今月17日、長野市内の保育所で、園児17人と職員1人の合わせて18人が下痢や吐き気などの症状を訴え、保健所が調べたところこのうち4人からノロウイルスが検出されました。
現在、18人はいずれも快方に向かっていて、保育所での流行は収束しつつあるということです。
また長野市内の別の保育所では、今月18日、園時9人と職員1人の合わせて10人がインフルエンザとみられる症状を訴えました。
重症者は、いないということです。
長野市保健所によりますと、長野市内でのノロウイルスやインフルエンザの集団発生は今シーズン初めてだということです。
保健所では、例年この時期からノロウイルスによる感染性胃腸炎やインフルエンザが発生し、1月から2月ごろにかけて多くなるとして手洗いを徹底することや早めに医療機関を受診することなどを呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014597401.html
いよいよ、インフルエンザの流行期ですね。
スタッフ、家族の予防接種は済ませました。
未接種の方は、お早目に御連絡ください。
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インフルエンザ 来週にも全国的な流行期に入る可能性 NHK 2016/11/18
今月13日までの1週間に、全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計5万人と例年より早いペースで増えていて、国立感染症研究所は「早ければ来週にも全国的な流行期に入る可能性がある」として、手洗いなど予防策の徹底を呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月13日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計5万人に上り、前の週から2万人増えました。
1医療機関当たりの患者数で見ますと0.84人と、全国的な流行期入りの目安とされる「1」に迫っています。
これは、去年と比べると1か月以上、例年と比べても2週間から3週間ほど早いペースだということです。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、最も多いのが沖縄県で7.97人、次いで栃木県が2.86人、北海道が1.92人、福井県が1.91人などとなっていて、39の都道府県で前の週より患者が増えています。
また、厚生労働省によりますと、この影響で学級閉鎖などの措置を取った保育所や幼稚園、学校の数は1週間で66施設と、去年の同じ時期の7倍余りに上っているということです。
国立感染症研究所の砂川富正室長は、「早ければ来週にも全国的な流行期に入る可能性がある。早めにワクチンを接種するとともに、手洗いやマスクの着用などのせきエチケットを徹底してほしい」と話しています。
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年11月7日-11月13日 第45週
●全数把握感染症
結核1例、潜在性結核1例、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1例の届出がありました。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は徐々に増加しており、例年と比べ多い状況で推移しています。
インフルエンザは定点あたり0.78人となり、前週の0.30人から増加しました。伊那、大町、上田、長野、木曽地域では流行入りの目安となる1.0人を超えています。今後、患者数の増加が予想されますので、帰宅時には手洗いを心がけるなど、感染予防に努めましょう。
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ1名(長野県内68例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 19
咽頭結膜熱 1
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 13
感染性胃腸炎 61
水痘 8
手足口病 2
伝染性紅斑 0
突発性発疹症 3
百日咳 0
ヘルパンギーナ 3
流行性耳下腺炎 13
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 2例
長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第45週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-45w.pdf
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年10月31日-11月6日 第44週
●全数把握感染症
結核1例、腸管出血性大腸菌感染症(O157)1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、水痘(入院例)1例、梅毒1例の届出がありました。
梅毒の今年の県内届出数は16件となり、昨年の1年間の届出数(15件)を上回りました。平成11年の調査開始以降最も多い状況で、全国的にも近年増加傾向にあります。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は徐々に増加しており、例年と比べ多い状況で推移しています。
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内26例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 13
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 10
感染性胃腸炎 56
水痘 3
手足口病 3
伝染性紅斑 2
突発性発疹症 2
百日咳 0
ヘルパンギーナ 9
流行性耳下腺炎 21
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 2例
感染性胃腸炎 0例
長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第44週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-44w.pdf
マイコプラズマ抗原陽性になった学生さんに、
出席停止を伝え、
「薬を飲んで、良くなったら、
登校許可証をいつでも書いてあげるよ。」といったら、
その日のうちに、保護者と共に「学校休みたくないから登校許可証を書いてください。」と同日再診された。
薬を飲んで人混みに出ないように伝え、帰宅させました。
マイコプラズマ肺炎が大流行 「五輪肺炎」復活? 朝日新聞
小川裕介2016年11月8日23時34分
子どもに多く、せきが長引きやすいマイコプラズマ肺炎が大流行している。国立感染症研究所によると、10月17~23日の1週間に全国約500の医療機関から報告された平均患者数は統計開始以来、過去最多を記録した。専門家は、従来の抗菌薬が効かない耐性菌の影響を指摘、マスク着用やこまめな手洗いを呼びかけている。
マイコプラズマ肺炎は乾いたせきと発熱が特徴で、解熱後も数週間にわたってせきが続く。マイコプラズマという細菌が原因で、くしゃみやせきのしぶきを介して感染する。14歳未満が患者の約8割を占め、中耳炎や無菌性髄膜炎、脳炎などを併発し重症化することもある。
8日に速報された10月24~30日の1週間の患者報告数は691人で、1医療機関あたり1・46人。過去最多だった前週の1・61人に続き、高い水準だった。都道府県別では、群馬が最多で、岐阜、青森、埼玉、大阪、愛知、静岡、山口などが続いた。今年に入ってからの報告総数は1万4953人に上り、昨年1年間の1万323人を大幅に上回った。
世界的には3~8年程度の周期で流行を繰り返すと報告され、日本では1984、88年に大流行し、「オリンピック肺炎」と呼ばれた。90~2000年代は落ち着いていたが、11、12年に大流行し、リオ五輪があった今年は4年ぶりの大流行となった。
サノフィ株式会社から
アレグラドライシロップの需要が供給能力を上回るため、
安定供給困難とのこと。
安定供給再開は2017年後半の見通し。
安曇野市 内科・外科・小児科 穂高ハートクリニック
先日、発熱患者さんから、インフルエンザA型が検出されました。
手洗い、マスク等で、感染予防に心がけましょう。
感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年10月24日-10月30日 第43週
●全数把握感染症
結核1例、潜在性結核4例、梅毒1例の届出がありました。
梅毒の今年の県内届出数は15件となり、昨年の1年間の届出数と同数となりました。平成11年の調査開始以降最も多い状況で、全国的にも近年増加傾向にあります。感染が疑われる症状がみられた場合には、早期に医師の診断・治療を受けることが重要です。
●定点把握感染症
RSウイルスの届出数は例年より3~4週間ほど早いペースで増加しています。今後の更なる拡大が懸念されます。
学校等のインフルエンザ様疾患による休業状況
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/influ2.html
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内11例)。
小児科10定点
RSウイルス感染症 15
咽頭結膜熱 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 4
感染性胃腸炎 50
水痘 7
手足口病 1
伝染性紅斑 2
突発性発疹症 5
百日咳 0
ヘルパンギーナ 9
流行性耳下腺炎 15
基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 2例
感染性胃腸炎 0例
長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第43週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-43w.pdf
近隣の中学3年生がインフルエンザワクチン接種を希望されて2回接種済ませました。
受験生のご家族で、インフルエンザワクチン接種を希望される方はご連絡ください。
東南アジア等の海外旅行時に、麻しんに感染して、日本国内で発症する方がいます。
麻しん・風しん混合ワクチン接種希望者は、ご連絡ください。
全国的に麻しん・風しん混合ワクチンの需要が高まり、一部不足している地域(大阪、千葉、東京)も出てきており、東京から長野県内に接種をするためにくる方がいるそうです。
マイコプラズマ肺炎の患者数 過去最多に
11月1日 14時35分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20161101/k10010752101000.html
発熱や長引くせきの原因となるマイコプラズマ肺炎の患者が、統計を取り始めて以降最も多くなっていて、国立感染症研究所は、せきが続く場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
マイコプラズマ肺炎は、発熱や長く続くせきが特徴の細菌性の感染症で、診断が遅れると重症の肺炎を起こすことがあるほか、まれにですが、脳炎を起こすこともあります。
国立感染症研究所によりますと、先月23日までの1週間に全国およそ500の医療機関から報告された患者の数は758人で、1週間当たりの患者数で見ますと、平成11年に統計を取り始めて以降最も多くなっています。
1医療機関当たりの患者数は、最も多いのが岐阜県で6.6人、次いで群馬県が3.75人、奈良県が3.33人、青森県、石川県、大阪府が3人などとなっています。
マイコプラズマ肺炎は例年秋から冬にかけて流行し、患者のおよそ8割が14歳未満の子どもです。
国立感染症研究所の見理剛室長は「例年これからが流行のピークを迎える時期なので、今後さらに患者数が増える可能性もある。小学校や中学校に通う子どもたちを中心に、せきが続いたり声がかれたりする場合はマスクを着用し、早めに医療機関を受診してほしい」と話しています。
感染で中学校学年閉鎖 北杜・県内今季初 /山梨
http://mainichi.jp/articles/20161101/ddl/k19/040/091000c
毎日新聞2016年11月1日 地方版 山梨県
県は31日、インフルエンザとみられる集団感染に伴い北杜市立須玉中学校の3年を学年閉鎖する措置を取ったと発表した。期間は11月1~2日まで。インフルエンザによる学年閉鎖は県内で今季初。
県健康増進課によると、同学年2クラスの生徒計55人のうち、15人が欠席し、登校した6人も発熱などの症状を訴えているという。同課は「手洗いやうがい、予防接種、発症が疑われる場合には早期の医療機関受診を」と呼びかけている。【藤河匠】
コメント:
中学3年生の受験生と、その家族の方は早めの予防接種をお勧めします。ご希望の方はご連絡ください。
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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