愛知県内で風疹の患者相次ぐ
07月17日 12時20分 NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160717/4055561.html
妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれがある「風疹」の患者が愛知県内で相次いで報告され、専門家は、ワクチンの接種を呼びかけています。
風疹は、熱や発疹が出て、特に妊娠20週くらいまでの女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの耳や心臓などに障害が出るおそれがあります。
平成24年から25年にかけての流行では、45人の赤ちゃんが障害を負い、このうち11人が生後1年余りまでに亡くなっています。
愛知県衛生研究所によりますと、今年は5月下旬から患者の報告が相次ぎ、今年に入ってから7月10日までに報告された患者は15人で、去年1年間の患者数を上回ったほか、都道府県別の人口当たりの患者数は愛知県が全国で最も多くなっています。
患者は全員が成人で3分の2が男性です。
愛知県衛生研究所の皆川洋子所長は「東南アジアや中国などに出張して帰国後に発症する男性もいて、妊娠中の女性にうつさないよう、男性も含め風疹の予防接種を考えてほしい」と話しています。
=====コメント=====
妊娠初期に風しんにかかると、先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれることがあります。妊婦さんの周りにいる人が風しんにかからないよう、ワクチンを受けておくことも大切です。
安曇野市、内科・外科・小児科 穂高ハートクリニックでは、
風しんワクチンの予防接種を受け付けております。
風しんワクチン接種希望の方は、ご相談ください。