熱中症 重症度別の対処方法
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■もしかして熱中症?そんなときの対処方法
熱中症には、軽度のめまいや立ちくらみから、重度の意識障害まで、さまざまな症状があります。
子どもの場合は、「なんかフラフラする」「頭が痛い」といった症状を訴えることが多いようです。症状が軽いうちに早めに対処すればすぐに回復しますが、様子見していると重症化してしまうこともあるので、的確に対応することが大切です。
■熱中症 重症度別の対処方法
【1度(軽度)】
・症状:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量発汗、筋肉痛、こむら返り
・対処方法:涼しいところで安静にして体を冷やし、水分と塩分を補給します。
【2度(中度)】
症状:頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい(倦怠感)、力が入らない(虚脱感)、集中力や判断力が低下
対処方法:1度(軽度)の処置を行い、症状が改善しなければ近くの医療機関へ行きましょう。自分で水を飲めないときや、倦怠感や虚脱感が強くて動けないときは、様子見せずに救急車を呼びましょう。
【3度(重度)】
症状:意識がない、けいれんを起こす、呼びかけても反応しない、まっすぐ歩けない
対処方法:入院が必要な症状です。即時に救急車を要請し、一刻も早く医療機関にかかりましょう。
熱中症の症状がなくても、以下の症状は体に水分が不足しているサインです。飲み物休憩をさせて様子を見るようにしてください。
・顔が赤くのぼせている
・唇や肌がカサカサ乾いている
・トイレに行く回数が少ない
学校では、少しでも体調がおかしいなと思ったら、すぐに先生に伝えることが大切。早めに対処できるよう、お子さんに熱中症のことを教えてあげてくださいね。