内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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安曇野市 内科・外科・小児科 穂高ハートクリニックでは、
2015-2016シーズン インフルエンザワクチン予防接種の予約の受け付けを9月から開始いたします。
2015/10/1から2016/1/31まで、インフルエンザワクチン予防接種を行っております。
年齢別・接種量・間隔・回数は次の通りです。
6ヶ月以上3歳未満 1回0.25ml 2-4週の間隔で2回接種
3歳以上13歳未満 1回0.5ml 2-4週の間隔で2回接種
13歳以上 1回0.5ml 1回または2回接種(1-4週の間隔)
いずれも接種間隔は4週が望ましい。
< インフルエンザワクチン集団予防接種について >
2011シーズンからインフルエンザワクチン予防接種だけの予約時間枠を、土曜日の午後に設けました。大変好評で多くの方に利用していただきました。平日に来院できない方はご利用ください。
通常の診療時間内にも予約可能です。
今年度のインフルエンザワクチン集団予防接種の予定は以下の通りです。
平成27年(2015)
11月14日(土) 13:30ー集団接種1 無事に終了しました。予約された時間に来院していただき、スムーズに終えることが出来ました。ご協力ありがとうございました。
11月21日(土) 13:30ー集団接種2 無事に終了しました。
11月28日(土) 13:30ー集団接種3 無事に終了しました。
12月12日(土) 13:30ー集団接種4 無事に終了しました。
12月19日(土) 13:30ー集団接種5 無事に終了しました。
予定していた集団接種は5回すべて終了となりました。ご協力いただき、ありがとうございました。
通常の診察時間内に若干の予約枠がございますので、接種希望者はご連絡いただきますようお願いいたします。
2015からインフルエンザ3価ワクチンが、4価ワクチンになりました。
国内製造株は、A型株2種類+B型株2種類となります。
インフルエンザワクチン株
2015/2016冬シーズンはいよいよ4価ワクチンが導入されます。
A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
A/スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
これに伴い、 田辺三菱・MSD(阪大ビケン)、アステラス・武田(化血研、デンカ)は、インフル(ビケン)HA、チメロサール無添加のフルービック供に+50%の値上げがあり、メーカー希望小売価格4000円から6000円に上昇しました。
各卸メーカーの販売最小単価の卸価格は昨年の3240円から今年は5724円-5940円の180%以上の値上げとなりました。(1名の人用に箱を開封と返品できません。バイアルを一度開栓したら、残薬液は翌日に廃棄しなければなりません。)
フルービックシリンジ(チメロサール無添加)の販売最小単価は3224円-3285円に値上がりました。
廃棄ロス分、消費税8%の負担を加えると、今年のインフル予防接種は価格据え置きは困難となりました。
松本市接種料金は600円値上がり税込み4800円(本体4444円、消費税356円)となりました。(松本市の接種券をお持ちの方は自己負担1000円で、3800円の補助が出ます。)松本市の一般の方向けの接種料金は1回3500円前後になりそうです。
安曇野市の接種料金は当初税込み4735円(本体価格4384円、消費税351円)、接種券をお持ちの方は自己負担1000円となる見込みでしたが、最終的に接種料金4650円(本体4306円、消費税344円)、自己負担額1000円、市町村負担額3650円となりました。
当院での任意接種料金:
接種料金には初・再診料+接種手技料+ワクチン代+材料費(針、シリンジ等、廃棄料)+消費税が含まれております。
インフルエンザHA(4価) 田辺三菱・MSD(阪大ビケン)、アステラス・武田(化血研、デンカ)
1回目 本体価格 3704円 消費税8%296円 税込み4000円
2回目 本体価格 2778円 消費税8%222円 税込み3000円(当院で1回目を接種された人)
65歳以上 安曇野市接種券(定期予防接種期間10/13-12/31事情により接種できない人は1/31まで)をお持ちの方は自己負担1000円(本体価格926円 消費税74円) 接種券の有効期間は、平成27年10月13日から平成28年1月31日まで。
当院では、保存剤としてのチメロサール無添加のインフルエンザワクチンも取り扱っております。ご希望の方は、お申し付けください。
フルービック(インフルエンザ4価 チメロサール無添加)田辺三菱・MSD
本体価格5000円 消費税8%400円 税込み5400円
の予定です。
(価格は、納入時期、消費税率、人件費、ピーク期、廃棄処分等の要因で、変動します。今後、変更になる場合があります。)
インフルエンザ予防接種(任意接種)予診票ダウンロード
田辺三菱・MSD(阪大ビケン)http://medical.mt-pharma.co.jp/di/file/prescribe/pdf/bif_yoshin.pdf
アステラス・武田(化血研、デンカ)http://fukuoclinic.com/influenza_fukuoclinic.pdf
予診票を印刷して、記入してから受診していただくと便利です。どちらのメーカーの予診票を使ってもらっても結構です。(ワクチンのメーカー指定はいたしかねます。)当院でも、同じ予診票をお配りしております。
=====参考=====
安曇野市近隣インフルエンザ4価ワクチン予防接種2015 価格 料金(消費税)公表されている価格
長野県立こども病院 1回目 4920円 2回目 2660円 (2回で7580円)
安曇野赤十字病院 1回 4750円 (2回で9500円)
市立大町病院 1回目 3500円 2回目 2500円 (2回で6000円)
松本市内は、3500円前後(2回で7000円前後)
北アルプス医療センターあづみ病院 1回3500円(2回で7000円)
穂高ハートクリニック 1回目 4000円 2回目 3000円(2回で7000円)
安曇野市 堀金のヴェりタス堀金診療所(庭本博文先生)では、1回目 3000円 2回目2500円(2回で5500円)
松本市 岡田松岡のやまぐちクリニック(山口伸二先生)では、1回 2400円(2回で4800円)
の予定だそうです。
是非、ご検討の上、ご利用ください。
ノロウイルスが変異 免疫持たず大流行のおそれ
NHK Web8月28日 19時39分
ノロウイルスが変異 免疫持たず大流行のおそれ
高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなって、ことし初めから国内で感染を広げていたことが分かりました。ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、国立感染症研究所は、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、全国の地方衛生研究所にウイルスの分析を徹底するよう求めました。
これは、川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などのグループが行った調査で分かったものです。
激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスには、ヒトに感染する遺伝子の型が31種類ありますが、遺伝子型の判別が可能になった平成16年以降、国内でも海外でも「G※2・4」という型が流行の主流を占めてきました。
ところが、研究グループが去年10月からの半年間、国内の患者から検出されたウイルス2000株以上を調べたところ、ことしに入って、「G※2・17」という型が急激に増え、2月以降は、すべてこの型になっていました。
さらにこの「G※2・17」の遺伝子を詳しく解析したところ、ヒトへの感染のしやすさに関わる部分が変異し、ヒトが免疫を持っていない新たなウイルスになっていたということです。
ウイルスは、変異によって新たなタイプが出てくると、ヒトがそれまでに獲得した免疫が役に立たなくなるため、感染する人が増え大きな流行になるおそれがあります。
患者数の統計が始まった平成11年以降、ノロウイルスを含む「感染性胃腸炎」が最も大きな流行になったのは、9年前、平成18年です。このときは、これまで流行してきた「G※2・4」型のノロウイルスの遺伝子が変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとして感染を広げました。
そして、例年より1か月早い10月ごろから患者が急速に増えはじめ、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告される「感染性胃腸炎」の患者は、10月からの3か月間の累積で1医療機関当たり166.8人と、前の年の同じ時期の1.6倍に上りました。
国立感染症研究所は、9月から12月上旬までの3か月余りで、子どもを中心に患者は303万9000人に上ったと推計しています。
また、当時のNHKの調査では、10月から12月までに少なくとも2405件に上る集団発生が起きていました。このうち東京・池袋のホテルでは利用客など400人を超える集団感染が発生。客がじゅうたんの上に吐いたおう吐物から感染が広がったとみられています。
また、集団発生が起きた場所は、高齢者施設が半数以上を占め、次いで医療機関、保育所・幼稚園と、抵抗力の弱い人たちが集まる施設での集団発生が相次いでいました。
国立感染症研究所は、ことしの秋以降、新たな「G※2・17」型が流行の主流を占めた場合、平成18年の時のような大流行になるおそれがあるとして、ウイルスの検出を行う全国の地方衛生研究所に遺伝子の分析を徹底し、注意喚起につなげるよう求めました。
国立感染症研究所の片山和彦室長は「新たなウイルスが秋以降も流行の主流になった場合には、平成18年のときと同じような大流行につながりかねない。どの程度検出されるか監視し、警戒する必要がある」と指摘しています。
※ウイルスの型の「2」はローマ数字
非常に強い感染力
ノロウイルスは、おう吐や下痢などの胃腸炎を起こすウイルスで、食中毒の原因にもなり、毎年秋から冬にかけて本格的な流行を繰り返します。
ワクチンや特別な薬はないため、治療は、おう吐や下痢によって脱水症状を起こさないよう水分を補給する対症療法が中心となります。
通常は数日間で自然に回復しますが、乳幼児や高齢者の場合、脱水症状を起こし、入院による点滴などが必要になったり、吐いたものをのどに詰まらせ窒息で死亡したりすることもあり注意が必要です。
また、ノロウイルスは感染力が非常に強いのが特徴で、100個程度あると感染し、腸の中で増殖して症状を引き起こします。
患者のおう吐物や便などウイルスで汚染された物に触った手などを介して口から感染するため、抵抗力の落ちた高齢者が多い施設や病院、それに保育園や幼稚園では集団感染に注意が必要です。
ノロウイルスは、アルコールによる消毒では十分な効果がないため、患者のおう吐物や便を処理する時には、マスクや手袋をして次亜塩素酸ナトリウムを含む市販の漂白剤などを使って消毒する必要があります。
また、症状が出ない人もいるため、飲食店などで食中毒を防ぐには、調理や配膳の際に流水と石けんによる手洗いを徹底したり使い捨ての手袋を使ったりすることなどが重要です。
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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