内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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平成27年度インフルエンザHAワクチン製造株が決定しました。
インフルエンザワクチン株
2015/2016冬シーズンはいよいよ4価ワクチンが導入されます。
A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
A/スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
9月末、流通が始まるようです。
=====参考=====
2014/2015冬シーズン インフルエンザ3価ワクチン
A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
A/New York(ニューヨーク)/39/2012(X-233A)(H3N2)
B/Massachusetts(マサチュセッツ)/2/2012(BX-51B)
日本でも、現在、4価ワクチン、細胞培養インフルエンザワクチン導入の検討がされていました。
アメリカでは、
インフルエンザ3価ワクチン(注射) A型2種類+B型1種類
インフルエンザ4価ワクチン(注射) A型2種類+B型2種類
フルミスト(4価ワクチン、点鼻、生ワクチン) A型2種類+B型2種類
の3種類が販売されており、
それぞれワクチンの価格、接種料金が違い、希望するワクチンを選んで接種しているとのことでした。
日本でもいよいよ4価ワクチンが導入されることとなりました。(値段は若干、上昇するかもしれません。日本ではアメリカのような低価格の3価ワクチンの製造は無いようです。)
中東呼吸器症候群(MERS) 国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/mers/2186-idsc/2686-mers.html
現在国内では発生はありません。
現在、MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。
感染が疑われる患者の要件
患者が次のア、イ又はウに該当し、かつ、他の感染症又は他の病因によることが明らかでない場合、中東呼吸器症候群への感染が疑われるので、中東呼吸器症候群を鑑別診断に入れる。ただし、必ずしも次の要件に限定されるものではない。
ア
38℃以上の発熱及び咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、臨床的又は放射線学的に肺炎、ARDSなどの実質性肺病変が疑われる者であって、発症前14日以内にWHOの公表内容から中東呼吸器症候群の初発例の発生が確認されている地域に渡航又は居住していたもの
イ
発熱を伴う急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、発症前14日以内にWHOの公表内容から中東呼吸器症候群の初発例の発生が確認されている地域において、医療機関を受診若しくは訪問したもの、中東呼吸器症候群であることが確定した者との接触歴があるもの又はヒトコブラクダとの濃厚接触歴があるもの
ウ
発熱又は急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、発症前14日以内に、中東呼吸器症候群が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していたもの、中東呼吸器症候群が疑われる患者と同居していたもの又は中東呼吸器症候群が疑われる患者の気道分泌液若しくは体液等の汚染物質に直接触れたもの
穂高ハートクリニック
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診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
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