.インフルエンザ、全国で流行期に 高齢者の集団感染警戒
2013年12月27日13時23分 朝日新聞
【土肥修一】インフルエンザが全国的に流行期に入った。国立感染症研究所による全国5千カ所の定点医療機関を対象にした調査では、患者数は9週連続で増え、最新の1週間(16~22日)で、6824人と前週から2千人以上増えた。年末年始に面会者が増える高齢者施設では、集団感染に対する警戒を強めている。
1医療機関あたりの患者数は1・39人と、流行開始の目安となる1・00人を超えた。都道府県別では山口5・12、鹿児島4・67、高知3・92の順に多い。首都圏は埼玉2・28、千葉1・35、東京1・11、神奈川1・03など。九州ではほかに大分3・52、佐賀3・21、熊本2・58、長崎2・19、福岡1・82、宮崎は0・53。沖縄は2・16。近畿は滋賀1・60、奈良1・30で流行開始レベルを超えた。ほかに兵庫0・95、大阪0・87、京都0・72。岐阜1・70、愛知1・35、三重0・44。