内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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ポリオ不活化ワクチン接種、3月末で受け付け終了 神奈川県
2012.3.26 22:48 産経ニュース
乳幼児のポリオ(小児まひ)の予防接種をめぐり、神奈川県は26日、国の導入をまたずに県が独自輸入した不活化ワクチンの接種の予約受け付けを31日でいったん打ち切ると発表した。1日に接種できる人数が限られ、国が導入を前倒しする予定の今秋までに接種を終えるのが難しいためで、県は月末までに申し込んだ人に対応するため接種会場を増やす。
県はまひの恐れがないとされるが未承認の不活化ワクチンの独自接種を昨年12月15日から接種料1回6000円の有料で実施。今月23日までの約3カ月で接種を受けた人数は、会場となっている平塚、小田原、茅ケ崎、厚木の保健福祉事務所4カ所で計737人。接種申し込み者数4984人の約15%にとどまっている。
一方、国は不活化ワクチンの導入時期を前倒しして今秋を目指すと発表しており、9月末ごろに始まる公費負担の定期接種に間に合えば、県が未承認薬の独自接種を続ける必要がなくなる。このため、予約受け付けの休止を決めた。国の導入が遅れた場合は独自接種の再開を検討する。
接種済みが約15%にとどまっている理由について、当初は安全を重視し1会場の1日当たり接種人数を25人に限っていたことを挙げている。現在は1日40人に増やしているが、今月末までに申し込んだ人の接種を国の導入前に終えるため、4月以降はさらに増やす。接種会場も鎌倉、大和の保健福祉事務所と県精神保健福祉センター(横浜市港南区)の3カ所を追加し計7カ所に拡大する。
コメント:
2012秋からのポリオ不活化ワクチンの導入に際しても、混乱が起こりそうですね。
感染性胃腸炎・ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス
ノロウイルスは、ヒトだけに感染して下痢やおう吐などの症状を引き起こし、ヒトの小腸で増えるウイルスです。ヒト以外の細胞の中では増えません。(食品中では増えません)大きさは直径0.03㎛(1㎛=1/1000mm)前後のほぼ球体で、電子顕微鏡でなければ観察できません。また、ノロウイルスは感染力が強く、10~100個程度で感染・発症すると言われています。感染したヒトのふん便やおう吐物には1gあたり1000万~10億個ものノロウイルスが含まれている事があり、ふん便やおう吐物が感染源となって広がることが少なくありません。ノロウイルスの発生状況をみると、一年を通して発生は見られますが、11月くらいから発生件数は増加しはじめ、1~2月頃発生のピークになる傾向があります。
食品を扱う際には、より注意が必要です。
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