ノロウイルスやインフルエンザ 長野県、感染拡大に注意呼びかけ
2011.12.15 19:25 産経ニュース
長野県健康福祉部は、ノロウイルスによる食中毒やインフルエンザなど冬の感染症に注意を呼びかけている。十分な手洗いやマスクの着用など、それぞれの症状にあった予防対策の徹底が必要だ。
ノロウイルスについては、感染症胃腸炎の患者届け出数が3週連続で増加していることなどを受けて今冬初めての注意報を発令。感染者の手や指を介してウイルスに汚染された食品を食べたり、ウイルスが蓄積した二枚貝を加熱不十分なまま食べることで発症するため、徹底した手洗いや加熱調理などが予防の基本となる。
インフルエンザは1医療機関当たりの患者数が1・16人となったことを受け、県では「流行開始の目安となる同1・0人を上回った」として感染拡大防止への注意を促している。