パパママはうけておきたい / そろそろインフルエンザ予防接種の季節です
2011年11月4日 ロケットニュース24
インフルエンザによる学級閉鎖や学年閉鎖のニュースがちらほら出つつある。冬の到来とともに、人ごみが怖い時期がやってくる。
子供やお年寄りは抵抗力が弱く、重症化や合併症を引き起こしやすい。小さな子供のいるパパママや近くにお年寄りのいる方、これから被災地に行く予定のある方は、自分自信の発症や重症化で感染を広げないために、ワクチンを接種しておいた方が良いと思われる。
注射は痛いし怖いし、財布も痛いというあなた。注射の痛みはいざ知らず、財布の痛みは減らせる可能性はある。
そもそもワクチンの有効性については賛否両論あるが、重症化の防止は期待してもよさそうだ。とは言え、必ず発症しないわけではないので、正直なところ何とも微妙な気持ちになる。私は下のことを思い、毎年接種している。
・ワクチンには多少なりとも発症抑制の効果はありそう
・万一発症しても高熱や関節の痛みでうなされたり、家族から病原体扱いされ隔離されたりする期間が短縮されるかもしれない
・家族や周囲への感染を防げる可能性が高まる
・発症してしまっても、「うけたのに仕方ないね」と免罪符になるかもしれない
まるで賭け事のようだが、通勤等でウイルス接触機会が多くても子供にはうつせない。発症するわけにはいかないのだ。たまに発症して隔離されているが、長引くことはあまりない。
費用は3000円が平均的だが、ばらつきは大きいようだ。加入している健康保険組合が補助を実施していることがあるので、一度確認してみることをおすすめしたい。条件は健保組合によって異なり、全額補助という太っ腹な組合もあるが、多くは1000円〜2000円の補助の模様。65歳の高齢者は市区町村が助成しているようだ。
昨年の東京の集計によれば、そろそろ発症者数が増えつつある時期に差し掛かっている。また、ワクチンの供給量は需要とほぼ同程度をなんとか確保と、厚生労働省が報じている。大きな混乱は起きないのだろうが、余裕はあまりない状態のようだ。「接種しにいってウイルスをもらってきた」なんてことがないように、早めにスケジュールは確定させたい。副作用等、心配なことは医師に相談を。