ノロウイルス:五ケ瀬町・保育所で集団感染 /宮崎
毎日新聞 2011年11月1日
県は31日、五ケ瀬町の保育所でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。発症者はいずれも軽症で、快方に向かっているという。
県内での確認は今シーズン初めて。
健康増進課によると、園児27人のうち16人と50代の女性職員1人が先月24日以降、次々と発熱や下痢の症状を訴えたという。27日に保育所が高千穂保健所に連絡。県衛生環境研究所で検査し、2人の便からノロウイルスを検出した。
冬季の感染確認は昨年より約1カ月半早い。例年12月~2月にかけて流行することから、同課は特に重症化しやすい乳幼児や高齢者を中心に、手洗いなどの予防徹底を呼びかけている。
ノロウイルス:食中毒警戒発令 県、監視指導を強化 /神奈川
毎日新聞 2011年11月2日
県はノロウイルスによる食中毒の警戒情報を発令した。県内の指定医療機関で、感染性胃腸炎の患者数が3週連続で前週に比べ増加したため。県は来年3月末まで、飲食店や給食施設、販売・加工業に対し衛生管理指導の徹底などについて、監視指導を強化する。
ノロウイルスは冬季を中心に急性胃腸炎を引き起こすウイルス。感染力が強く、下痢や発熱などの症状が特徴。県は手洗いの徹底や、調理器具の熱湯や漂白剤による消毒で予防を呼びかけている。【北川仁士】