内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
2010/2011シーズン インフルエンザワクチン
任意接種(自費)・個別接種
平成22年6月23日、厚労省健康局結核感染症課は今シーズン(2010年/2011年)のインフルエンザワクチン株を決定しました。
2010/2011シーズンのインフルエンザワクチンには、昨シーズンに「新型ワクチン」と呼ばれたブタインフルエンザ(H1N1)が組み込まれます。
今シーズンは1種類のワクチン接種で済みます。
2010/2011シーズンのインフルエンザワクチンには3種類の抗原が含まれます。
(1)新型ブタインフル A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm株
(2)季節性A香港型 A/ビクトリア/210/2009(H3N2)株
(3)季節性B型 B/ブリスベン/60/2008株
接種量
1歳未満・・・・・・・・0.1ml×2回
1歳以上~6歳未満・・・0.2ml×2回
6歳以上~13歳未満・・0.3ml×2回
13歳以上・・・・・・・0.5ml×1回
(現在、厚生労働省に対して、小児インフルエンザワクチンの接種量や回数を変更するための申請が行われています。
申請が認可された場合は以下のように変更されます。
変更される時期は未定ですが、シーズン中に変わる可能性もあります。)
3歳未満・・・・・・・・0.25ml×2回
3歳以上~13歳未満・・0.5ml×2回
13歳以上・・・・・・・0.5ml×1回
従来、インフルエンザの予防接種は各クリニックが自由に値段(価格、料金)を決めていましたが、新型インフルエンザ以降、国の事業として各市町村が決める可能性が有ります。
臨時国会の行方で、各市町村に通達が来てから、協議されるようです。
安曇野市からの連絡が有りましたら、随時、ご連絡いたします。
そのため、現在の所、価格は未定です。
ねじれ国会や、党首選、消えた年金・高齢者問題などがありますが、生活にかかわる法案等は、早く審議して、国としての方針を速やかに示して欲しいと思います。
2009-2010シーズンは、従来型インフルエンザワクチンは供給不足があり、新型ワクチンは全国統一価格で、接種の優先順位があり、混乱がありました。
2010-2011シーズンでは、供給量はある程度、十分に確保されそうですが、市町村ごとので料金が変わってきたりすると、混乱しそうですね。
安曇野市、松本市で価格が違うと、それはそれで混乱しそうです。
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