10歳以上の子供、ワクチンは1回…米政府の臨床結果
(2009年9月23日 読売新聞)
【ワシントン=山田哲朗】米政府は21日、10歳以上の健康な子供への新型インフルエンザワクチン接種は1回で十分とする臨床試験の結果を発表した。
ただ、9歳以下はワクチンの効果が低く、3週間の間隔を置いて2回の接種が必要とみられる。
米国立衛生研究所(NIH)などが、仏サノフィ社製のワクチンを使って試験したところ、10~17歳の健康な子供は接種後8~10日で76%に免疫ができた。重い副作用もなかった。3~9歳では36%、3歳未満では25%に低下した。
(2009年9月23日 読売新聞)
新型インフルワクチン、国内初の治験開始
(2009年9月16日23時13分 読売新聞)
新型インフルエンザワクチンの有効性や安全性を確認する臨床試験(治験)が16日、国内では初めて鹿児島市内の治験専門の医療機関で始まった。
初日は成人男女25人に接種。19日まで成人計100人を対象に効果を試す。
ワクチンはスイスの大手製薬企業「ノバルティス」が製造。日本法人「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が治験を行う。
100人はそれぞれ、3週間後にもう一度接種し、抗体ができたかどうか血液を調べる。成人の安全性が確認されれば、10月から生後6か月~19歳の120人を対象に治験を実施し、12月にはすべての治験を終える予定。18日からは大阪市の医療機関でも成人への接種を始める。
同社のワクチンの治験は、すでに英国で18~50歳の100人を対象にして行われており、1回の接種でも80%に効果があったとされている。
(2009年9月16日23時13分 読売新聞)
コメント:
日本では、年齢によりインフルエンザワクチン予防接種の摂取量が異なりますが、USAではとのようになっているのでしょうか?
日本のワクチンの発売、流通が早く始まればいいですね。厚生労働省、国の方針や発表に注意しましょう。