2009/06/19 20:29

 長野県内でも、新型インフルエンザが徐々に増えてきましたね。海外(ハワイ)から3人、関東(東京方面)から3人・・・・・

新型インフルエンザ 県内で6人目を確認 帰省中の学生 6月19日(金)信濃毎日新聞

 県は19日午前、都内在住で下高井郡内の実家に帰省中の男子大学生(18)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。県は大学生の行動や都内から同行してきた友人1人、実家の家族ら濃厚接触した可能性がある人の健康状態などを調べている。県内での感染確認は6人目。

 県は市に比べて規模の小さな町村の場合、感染者が特定される恐れがあるとして、大学生の実家がある町村名を明らかにしていない。ただ、学校や保育園の休校・休園、外出や集会の自粛要請をする場合など、感染の拡大防止に必要なときは「町村名を公表することもあり得る」(健康づくり支援課)としている。

 県によると、大学生は新宿発の高速バスと長野電鉄を使い、長野市経由で17日午後に帰省した。18日夕に38・5度の発熱があり、県に電話相談して県厚生連北信総合病院(中野市)を受診、19日朝に感染が確認された。同病院に入院しているが、既に熱は下がり、容体も安定しているという。

 県庁で記者会見した小林良清・健康づくり支援課長は「大学生は公共交通機関を使っている。マスクを着用していたか、せきやくしゃみをしていたかなどにより、感染の広がりを心配しなければならない」と説明した。

 厚生労働省が19日、軽症者は原則、自宅療養とすることなどを柱とする新たな運用指針を決定したことを受け、県は同日午後に新型インフルエンザ対策本部幹事会議を開き、今後の対応を協議する。