新型インフルエンザ 豚由来インフルエンザA(H1N1)
感染症情報センター
WHO などによると、2009年5月16日午前11時00分(日本時間)現在、世界中で34カ国において7,500例以上の新型インフルエンザA(H1N1)感染の症例が報告されており、アメリカ、メキシコ、カナダなどがその多くを占めている。死亡例はメキシコ60例(メキシコ政府によれば66例)、アメリカ3 例(アメリカ政府によれば4例)、カナダ・コスタリカ各1例の計65例(72例)である。
日本では、5 月8日にカナダから帰国した日本人4名が入国前(3名)および停留中(1名)に新型インフルエンザA(H1N1)感染確定と診断されている。また、神戸市において1人が新型インフルエンザ感染確定例、2例が疑い例で検査中となっている。3人に海外渡航歴はなく、国内初の人から人への感染が発生した可能性が高まっている。